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チリのピニェラ大統領が6月1日、同性婚支持を表明「すべての国民に自由と尊厳を保障する時が来た」

 南米・チリのセバスティアン・ピニェラ大統領が、プライド月間が始まる6月1日、同性婚を法制化する時が来たと述べました。

 チリでは2015年にシビルユニオンが導入されていましたが、同性婚法案は2017年に国会に上程されてからずっと「塩漬け」にされていました。

「私たちは愛する自由、愛する人と家族を成す自由を含めた自由の価値を深めるべきだと思う」と、セバスティアン・ピニェラは、ロイターに述べました。
「この国のすべての人々に自由と尊厳を保障する時が来た。同性婚がこの国で認められる時だ」
「性的指向に関係なく、すべての人々は生き、愛し、家族を成し、それらはすべて保護され、尊厳をもって扱われる、彼らはそれに値するし、そう扱われるべきだ」

 ロイターは「もし法案が通ったら、このカトリックの保守的な文化が支配的なアンデスの国で、革新的な政策がにわかに増えることになるだろう」と述べました。

 Pink Newsによると、2017年、3組の同性カップルが米州人権委員会に提訴した後で、同性婚法案が提出されました。法案は、民法の結婚の定義を「二人の間の結びつき」と変えるもので、もし採択されれば、同性カップルにも養子縁組の権利や親権が与えられるはずでした。
 当時のバチェレ政権は、下院で2017年に同性婚法案を通過させたのですが、上院にかけられることなく、ずっとクィアカップルを宙ぶらりんにしたままでした。
 2018年、米州人権裁判所は、チリを含む16ヵ国が同性婚を法制化するべきだと結論づける判断を示しました。人権裁判所は政府に「結婚や家族に関するあらゆる法制度へのアクセスを保障すべきだ」と要求しました。にもかかわらず、多くのカトリック国は、実際は何も動いていません。

 中南米では、これまでにアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、コロンビア、エクアドル、コスタリカと、メキシコのメキシコシティと一部の州で同性婚が認められています(メキシコは、同性婚が認められた州で結婚すれば、そうでない州に帰ってもその同性婚が認められるようになっているため、実際は認められているのと同様だそうです。ILGAはメキシコを同性婚承認国に数えています)。チリももうすぐ、これに加わることでしょう。多くの人々が結婚式を挙げ、祝福されるニュースが届くのを、楽しみに待ちましょう。


参考記事:
Chile's Pinera to push same-sex marriage bill long stuck in Congress(Reuters)
https://www.reuters.com/world/americas/chiles-pinera-push-same-sex-marriage-bill-long-stuck-congress-2021-06-01/
President of Chile promises to finally push forward same-sex marriage bill(Pink News)
https://www.pinknews.co.uk/2021/06/02/chile-same-sex-marriage-bill-sebastian-pinera-lgbt-gay/


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