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田亀源五郎さんのトークイベントがスペイン大使館で開催されます

2022年06月03日

 スペイン大使館で開催中の展覧会『SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ』のサイド・イベントとして6月6日(月)、「漫画家 田亀源五郎のトーク会」が開催されます。
 

 『SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ』は、スペインと日本のLGBTQ+の歴史や文化についての展覧会で、例えば映画では、ペドロ・アルモドバルが大きくフィーチャーされていたり、2005年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映された名作『ベアー・パパ』のポスターなども見ることができます。ドラァグクイーンもたくさん描かれていて、ウィッグや、実際に着てみることができる衣装なども展示されています。LGBTQ+をテーマにした日本のアーティストたちの作品も多数、展示されていて、三島由紀夫と横尾忠則を題材にした作品や(映像が面白かったです。神社で、がちむち男性が六尺一丁で、とか)、ダム・タイプ、アキラ・ザ・ハスラーさん、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさん、森栄喜さん、甲秀樹さんといったアーティストの作品もご覧いただけます。漫画では『弟の夫』や『きのう何食べた?』、映画では『片袖の魚』などが紹介されていました。高橋睦郎さんの詩も、とても素晴らしかったです。
 その『SOMOS 多様性とLGBTQ+カルチュラル・ナラティヴ』では、先週は『片袖の魚』の東海林毅監督とイシヅカユウさんのトークイベントが開催されていましたが、6日(月)には、最新作『魚と水』を発表したばかりの田亀源五郎さんをお迎えしてのトークイベントが開催されます(いま最も重要で意義のある作品をつくっているアーティストを厳選してのトークイベント、素晴らしいです)
 当日は田亀さんが、スペインをはじめ世界中で翻訳出版されている『弟の夫』のお話だけでなく、『僕らの色彩』や、スペインという国についてなど、ワールドワイドなトークを繰り広げるそうです。スペイン語の逐次通訳が入ります。
 駐日スペイン大使館が会場で一般参加もあり、入場無料(パスポート不要)ですが、事前にメールでの予約が必要となりますのでご注意ください。平日の午後という時間帯ではありますが、もしご都合のつく方はぜひ。展覧会自体は8日(水)まで開催されます。

「漫画家 田亀源五郎のトーク会」
日時:6月6日(月)15:30-
会場:スペイン大使館オーディトリアム(東京都港区六本木1-3-29)
参加方法:emb.tokio.ofc@maec.es宛にメールを。件名に「MANGAKA」と明記し、お名前と人数をお知らせください

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