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【訃報】漫画家の松崎司さんが心筋梗塞で亡くなっていたことが明らかに

2022年07月22日

 『G-men』などのゲイ雑誌やBL(ボーイズラブ)誌で活躍していた漫画家の松崎司(まつざきつかさ)さんが7月4日、心筋梗塞で亡くなっていたことがオークラ出版の発表で明らかになりました。


 オークラ出版『enigma』編集部は7月22日、公式サイトで以下のような追悼コメントを発表しました。併せてTwitterでも訃報を伝えました。
「漫画家の松崎司先生が、2022年7月4日心筋梗塞のため、ご逝去されました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 松崎先生には、『Heavy-Duty』や『サンドリヨン』『夜来香』など多くの愛される作品を、「コミックアクア」「肉体派」等弊社雑誌にご執筆いただきました。過去作の電子配信や、新作のお話しも進めていた状況でございました。
 あたたかなお人柄、朗らかな笑い声ばかり思い出され、編集部は深い悲しみに包まれております。
 読者の皆様には、松崎先生の作品を今後ともご愛読いただけましたら幸いです。
 なお御葬儀等はご家族にて執り行われましたため、お手紙以外のお心遣い等はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。


 
 松崎司さんは1966年5月31日生まれ、神奈川県横浜市出身。初期の頃はBL誌で活躍していましたが、その後『G-men』などのゲイ雑誌に活躍の場を移しました。
 BLの世界においてもゲイ好みなガタイ系、ガチムチ系の男臭いタイプのキャラクターをたくさん描かれてきて、「ガチムチ系BLといえばこの人」的な存在(おそらくBL界での野郎系キャラの草分け)として性別を問わず多くのファンに愛されていた方だと思います。(Twitterのフォロワーは1.5万人に上っています)
 『黒田組曲輪逢引』『三千世界の烏を殺し』『覗機関狂威蜜』『山椒は小粒で』『bespoke』『メテオライト』『Heavy-Duty』『IMITATION GOLD』など数えきれないくらい多くの単行本が発売されてきました。同人誌も多数。お手元にお持ちの方も多いことと思います。

 SNSでは、突然の訃報に驚き、追悼し、松崎先生への愛を語るコメントがたくさん投稿されています。
 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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