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【プライド月間】マドンナがプライド月間を祝い、LGBTQコミュニティを讃えるメッセージ動画を投稿「プライドを隠さないで! 今月、そして毎月お祝いしましょう」

2024年06月08日

 6月6日(現地時間)、マドンナが自身のインスタグラムに、プライド月間を祝い、クィアコミュニティを讃えるメッセージとして「Vogue」のインストゥルメンタルバージョンをBGMにした『In Bed With Madonna』のときの自身のパフォーマンス映像や世界各地で行なわれたプライドパレードやマーシャPジョンソンなどの写真を織り交ぜた動画を投稿しました。
 動画に添えられたメッセージが感動的です。
「1991年に『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』がリリースされた時、この作品がこれほどの反響を呼ぶとは思ってもみませんでした。でもそれは、私がしていることのほとんどに言えることかもしれませんね! 私はただ、自分が生きている世界をとらえ、それを世界と共有したかっただけでした」
「初めての日からいつも私を支えてくれた、私の作品の多くにインスピレーションを与えてくれたゲイコミュニティに永遠に感謝します」
「1979年に初めてニューヨークに来たとき、みなさんはミシガン州から来た洗練されていない女子に、自分が溶け込めていると、変人ではないと、人と違っていてもいいのだと感じさせてくれました」
「永遠に恩義を感じています。私たちが生きている、このますます混沌とした世界で。私は多様性、包括性、そしてすべての人の平等な権利のために闘うことを決してやめません!」
「プライドを隠さないで! 今月、そして毎月お祝いしましょう」



 マドンナは、まだエイズが「ゲイのがん」などと呼ばれ、感染経路もわからず、国じゅうから忌避されていた頃からエイズを発症したゲイの友人たちを支援してきました。実に40年以上にわたってゲイの強力な味方であり続けてきたのです(こちらの記事をご覧ください)

 ストーンウォール50周年の2019年には、ニューイヤーパーティ真っ最中のNY「ストーンウォール・イン」にサプライズで登場し、観客を感涙させました。
 
 2021年のプライド月間には、タイムズスクエアでスペシャルな映像を上映&チェルシーのホテル「Standard High Line」で行なわれたチャリティパーティ「Boom X Pride」にサプライズで出演し、「Hung Up」などを歌い、撮りたての3枚のポラロイドをオークションにかけ(司会はザカリー・クイント)、Ali Forney Center(LGBTQユースのホームレスを支援するセンター)やヴォーグの殿堂「Haus of US」への寄付としました。

 2022年のプライド月間には、ニューヨーク・プライド・ウィークエンドのキックオフ・コンサートに出演し、女性ラッパーとキスするなどしてオーディエンスを沸かせました。

 今年4月には、フロリダ州マイアミで行なった「セレブレーション」ツアーの公演中、米史上最悪の銃乱射事件である2016年のゲイクラブ銃撃事件を追悼し、害者や遺族を招待し、感動的なスピーチを行ないました。

 そして今年もこうして、プライドを讃える素晴らしいメッセージを届けてくれたのです。


参考記事:
マドンナ、プライド月間にLGBTQ+のファンへのメッセージを投稿「プライドを隠さないで」(Billboard JAPAN)
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/138459

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