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7月7日は都知事選、同性婚賛成などLGBTQ支援を表明する候補者は?

2024年07月01日

 7月7日投開票の東京都知事選。「Marriage For All Japan -結婚の自由をすべての人に」がいち早く紹介していたのでご存じの方も多いと思いますが、NHKが候補者アンケートを行なっており、選択的夫婦別姓と同性婚に賛成するかどうかという設問も設けられています。候補者56人中34人が選択的夫婦別姓または同性婚に反対または無回答です(こちらでご覧いただけます。Q19が選択的夫婦別姓、Q20が同性婚です。ちなみに、内容は同じですが「ヤシノミ作戦」のサイトのほうが見やすいです)
 都民のみなさんは7月7日、忘れずに投票に行きましょう。期日前投票も始まっています。
 
 
 産経新聞などでも報道されましたが、選挙戦最後の日曜でありプライドデーでもある6月30日、LGBTQ+Allyの有志により新宿駅南口バスタ前で街宣イベントが開催され、蓮舫候補が登壇するというトピックがありました。
 当日はオープンリー・ゲイの石川大我参議院議員が司会をつとめ、滑川ゆり水戸市議、東友美町田市議、高月まな新宿区議、永野靖弁護士、同性婚訴訟原告で「にじいろかぞく」共同代表の小野春さん、明治大教授で札幌のパレードの生みの親である鈴木賢さんといったLGBTQコミュニティの方々がスピーチした後、蓮舫候補が登壇し、「都は婚活事業に予算を使っているが、私は結婚しないと決めた人も、(同性)パートナーと暮らす人も、選択的夫婦別姓が実現するまで婚姻届を出さないカップルにもフェアに支援する都知事になりたい」「東京からレインボーの道を切り開かないか。いろいろな生き方をフェアに支援する都知事になりたい。それが東京の誇る多様性だと思う」と語りました(こちらに動画も掲載されています)
 その日の夜に同じ場所で行なわれた「若者街宣」ではDJ POIPOIさんも応援スピーチをしています(こちらに動画が掲載されています)
 
 ちなみに、都知事選候補者がLGBTQコミュニティに向けて街宣活動を行なうのは今回が初めてではなく、2007年3月31日に二丁目で「土曜の夜、何かが変わる~二丁目を守るために!」という街宣イベントが開催されたのが最初です。この時は、当時の石原都知事が「二丁目をつぶす」「ナマコとオカマは嫌い」などの発言でLGBTQコミュニティの怒りを買っていたこともあり、有力な対抗馬である浅野史郎候補を応援しようとの気運が高まっていました。当日はエスムラルダさんが司会を務め、尾辻かな子さんや上川あやさん、石坂わたるさん、二丁目振興会会長(当時)の福島光生さんらがスピーチし、最後に浅野史郎候補が登壇しています。
 

※この記事は特定の候補を応援するものではなく、LGBTQに関連するトピックとして紹介しています。LGBTQコミュニティを支援する街宣などを行なう候補者がたくさんいれば(そうなってほしいですね)平等にご紹介していく所存です。



参考記事:
蓮舫氏「東京からレインボーの道を切り開く」、LGBT団体の街宣活動で歓声 都知事選(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20240701-3IB64NNUEFCLNKXFGORW23YYYM/
小池百合子氏に対抗し「会いに行ける蓮舫」と連呼 LGBTQイベントで「フェアに支援したい」(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/336980

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