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「ボーイフレンド」がNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で8位を記録、英『ガーディアン』紙も絶賛コメント

2024年07月18日

 日本初の男性どうしの恋愛リアリティショー「ボーイフレンド」が、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で8位を記録しました。海外メディアも絶賛のコメントを寄せています。
 

 「ボーイフレンド」は7月9日の配信開始から注目を集め、17日の時点でNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で8位を記録するとともに、日本、香港、シンガポール、台湾、ブラジル、ニューカレドニアの世界6ヵ国で「今日のTV番組TOP10」入りを果たしたそうです。
 また、英国の大手紙『The Guardian』は「本当に画期的で、深く心を掴まれるほど甘い。あなたは息を呑んでこのロマンスが展開されるのを見守るだろう」と、米国の『DAILY BEAST』は「ボーイフレンドは過去最高のリアリティ・シリーズだ」との絶賛評を上げているそうです。海外メディアの絶賛コメントを読んで、さらに英語圏でも視聴者が増えそうですし、今後もっと世界的に注目が高まっていくのではないでしょうか。エミー賞のノミネートも夢じゃないかも? 
 
 
 つい先ほどですが、『マリ・クレール』誌がプロデューサーのTaikiさんにインタビューした記事が上がっています。
 Taikiさんは「作りたかった世界観が作れた」と喜びを語り、性格やキャラが異なる9人のバランスを大事にしたということや、みんな幸せになってほしいと思ったし、MEGUMIさんが「箱推し」のようなイメージだと言っていたのもうれしかった、といったことを語っていました。
「男性同士の恋リアが作られたことに時代が変わったと感じますか?」との質問に、Taikiさんは、「時代が変わったというよりは、「ようやく実現できた!」という気持ちの方が大きいですね。というのも、東京オリンピックの開催時にも、オリンピックと同時に同性婚が実現できるかも? という期待が高まっていました。僕も周りもすごく期待していたけれど、結局実現されず落胆を味わうことに…。なので今回、男性初の恋リアが実現できるのは「ようやく!」という感慨深い気持ちが大きいです。それもグローバルな視点を持つNetflixだからこそ実現できた気がしています」と答えていました。
 さらに「番組では同性婚などの話題も登場します。Taikiさん自身、長年パートナーがいますが、ご自身の同性婚に対する考えを伺えますか」との質問には、「たとえば、僕のパートナーのノアは韓国人なので、ビザがないと日本では暮らしていけないんです。もし同性婚ができれば配偶者ビザが出せるのに、それができないことがすごく悔しい。同性婚など法律が整備されていないことで、別れる選択をした外国人カップルも多いと聞きます。もちろんビザだけでなく家を買うなど、暮らしの中で平等じゃないことは多々ある。同性婚の実現を願うと同時に、同性婚についても関心を持つ人が増えるといいなと思っています」と答えていました。(同性カップルを描きながら「同性婚が認められなくても、仲間から祝福されるだけでいいと思う」と言わせてしまった某ドラマとは大違い。素晴らしいコメントですね)
 
 そんなTaikiさんの目配りやプロデュース力があればこそ、なのでしょうし、選ばれた9人のみなさんがそれぞれに素晴らしい個性を持ちながら、日本らしいきめ細かな配慮が行き届いた優しい世界を生み出していること、同性婚や子育て、ジェンダーマイノリティへの配慮などが自然に話題に上っているあたりも海外での高い評価につながっているのではないでしょうか。今後も配信は続きますので、ぜひ見守っていきましょう。
 
 

参考記事:
英ガーディアン紙も絶賛コメント! 日本発・男性同士の恋愛リアリティショーがNetflix海外TOP10入り(TOKYO HEADLINE WEB)
https://www.tokyoheadline.com/760990/

日本初、男性同士の恋リア『ボーイフレンド』はどうやって作られた? プロデューサーTaikiに聞く(マリ・クレール)
https://marieclairejapon.com/culture/193866/

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