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「PRIDE指標2024」の認定企業・団体が過去最多の計966となりました

2024年11月16日

 11月14日、「work with Pride 2024」カンファレンスが経団連会館・国際会議場で開催されました。社内LGBTQ施策を独自に評価する「PRIDE指標2024」の認定企業・団体は過去最多の計966に上りました。


 work wit Prideは2012年、LGBTQ+の人々が自分らしく働けるような職場づくりを推進するべく、日本IBMと国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチが共同でセミナーを企画したことから始まり、のちに認定NPO法人グッド・エイジング・エールズとNPO法人虹色ダイバーシティが加わり、現在は、2023年に法人化した一般社団法人work with Prideが運営を行なっています。2016年から海外のコーポレート・イクオリティ・インデックスなどを参考に「PRIDE指標」が策定され、企業の取組み状況に応じてゴールド、シルバー、ブロンズの認定を行なっています。
 今年も「企業から変える。〜LGBTQ+コミュニティとの新しい協働へ〜」をテーマに「work with Pride 2024」カンファレンスが開催されました。都や経団連、経済同友会、新経済連盟などが後援していました。
 中村中さん、日テレの山田克也取締役(今年カミングアウトを果たしました)、ロバート キャンベルさん、世田谷区長の保坂展人さん、高島屋の代表取締役社長である村田善郎さんらが登壇し、様々なトピックについて学んだり考えを深めたりできる充実したセッションが多数、盛り込まれていました。
 「PRIDE指標2024」の認定企業・団体は過去最多の計966に上り、内訳はゴールド832、シルバー81、ブロンズ53となりました。このうち、自治体やNPOなど他のセクターと協働して取組みを推進する「レインボー認定」には、東京弁護士会など計36の企業と団体が選ばれました。また、対応が遅れがちなスポーツ界のPRIDE指標を新たに作ることが発表されました。
 
 
 近く、「work with Pride 2024」カンファレンスの詳しいレポートをお届けします。


 
参考記事:
企業のLGBTQ指標、認定最多 千代田の催しで発表(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/367099
PRIDE指標2024、「ゴールド」にKPMGや大和総研、アストラゼネカなど(オルタナ)
https://www.alterna.co.jp/138977/

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