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【訃報】『ドラァグ・レース フィリピン』で審査員も務めたジグリー・カリエンテ

2025年04月29日

 『ル・ポールのドラァグ・レース』に出演し、『ドラァグ・レース フィリピン』で審査員も務めたジグリー・カリエンテが44歳で亡くなりました。重い感染症による合併症が原因だと遺族が発表しました。数日前に健康問題が明らかになり、右足の切断手術を行なった後、公共の場に出ることを控えると伝えられていました。

 ジグリー・カリエンテは『ル・ポールのドラァグ・レース』シーズン4に出演し、8位で終わったものの、2020年には『ル・ポールのドラァグ・レース All Stars』シーズン6に再登場を果たしました。2018年にはドラマ『POSE/ポーズ』シーズン1で「ハウス・オブ・フェロシティ」のヴェロニカとして出演しました。同年、アルバム『T.H.O.T. Process』を発表しています。その他、『ブロードシティ』シリーズや『サーチ・パーティー』にも出演しました。2022年8月からは『ドラァグ・レース フィリピン』で審査員も務めました。
 2016年にトランスジェンダーであることをカムアウトし、LGBTQ+の権利擁護のために声を上げました。

 遺族は故人のインスタグラムにこのようなコメントを投稿しています。
「深い悲しみとともに、ジグリー・カリエンテとして世界中に知られ、多くの人に愛されたビアンカ・カストロ=アラベホの訃報をお伝えします。ビアンカは2025年4月27日午前4時42分、愛する家族と親しい友人に見守られながら安らかに息を引き取りました」 「エンターテインメントとアドボカシーの世界で輝かしい存在だったジグリー・カリエンテは、その人を惹きつけるエネルギー、鋭いウィット、そして揺るぎない誠実さで称賛されていました。彼女は、その芸術性や運動家としての活動、そして世界中のファンと築き上げた真の絆を通して、数え切れないほどの人々の人生に触れました」 「彼女の遺産は、愛と勇気、そして光です。彼女の肉体は失われましたが、彼女が分かち合った喜びと、多くの人々のために築き上げた空間は永遠に残るでしょう」

 

参考記事:
『ル・ポールのドラァグレース』出演者で『ポーズ』スターのジグリー・カリエンテ、44歳で死去(The Hollywood Reporter Japan)
https://hollywoodreporter.jp/news/107423/
有名ドラァグクイーン死去「重度の感染症」で足切断から数日後 ジグリー・カリエンテさん、44歳(BANG Media International/よろず~ニュース) 
https://yorozoonews.jp/article/15735038?p=29411306

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