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『エミリア・ペレス』が報知映画賞作品賞・海外部門を受賞しました

2025年12月02日

 今年度の映画賞レースの幕開けとなる第50回報知映画賞の各賞が発表され、『エミリア・ペレス』が作品賞・海外部門を受賞しました。


 報知映画賞は、スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として1976年に誕生し、今年で50回目を数えます。国内のさまざまな映画賞・映画祭の先陣を切って発表されるため、その年の受賞者・受賞作品を占う意味でも大きな注目を集めています。2024年12月1日から25年11月30日までに有料で1週間以上一般公開された作品を対象にファン投票が行われ、その最上位の作品、個人を含め、報知映画賞事務局が原則15作品(アニメは5作品)、個人部門は10人をノミネートし、その後、選考委員会で決定するという選考方法です。選考委員の中にはタレントのYOUさんやLiLiCoさんらもいます。
 その報知映画賞の中で海外作品に贈られる唯一の「作品賞・海外部門」において、数ある海外作品の中から『エミリア・ペレス』が選ばれました。

 『エミリア・ペレス』はカンヌ国際映画祭で9分ものスタンディングオベーションを浴び、主演のカルラ・ソフィア・ガスコンがトランスジェンダーの俳優として初の女優賞に輝き、また、4人の女優が異例のアンサンブル受賞を果たすという栄誉に輝き、ゴールデングローブ賞では最多4部門を受賞、アカデミー賞でも2部門を受賞した映画で、日本では今年3月末に公開されました。女性弁護士が麻薬カルテルのボスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」との極秘の依頼を受けるというストーリーだけでも斬新なのに、ミュージカル映画であるというところが本当に面白く、こんな映画観たことない!と興奮するような作品でした(レビューはこちら)。ゴールデングローブのステージでカルラは、社会から疎外されているコミュニティに向けて「光は常に闇に勝ります。捕えられようとも、殴られようとも、私たちの魂や反骨心、尊厳を奪うことはできません。声を上げましょう。私は私、自分が何者であるか知ってください」とスピーチし、感動を誘いました。
 そのような作品が、報知映画賞作品賞・海外部門を受賞したこと、本当に素晴らしいです。おめでとうございます。

 ジャック・オーディアール監督は、「このたび報知映画賞をいただき、大変光栄です。『エミリア・ペレス』が日本の皆さんに届いたことをとてもうれしく思いますし、これを機にさらに多くの方にご覧いただけたら幸いです。このような評価をいただき、心から感謝いたします。また近いうちに日本を訪れることができればうれしいです」とコメントを寄せたそうです。



参考記事:
【報知映画賞】作品賞・海外部門は「エミリア・ペレス」が受賞…異色のミュージカル仕立てで世界から注目(スポーツ報知)
https://hochi.news/articles/20251201-OHT1T51218.html

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