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「結婚の自由をすべての人に」訴訟の原告らが最高裁に3万6000人分の署名を提出

2026年06月08日

「結婚の自由をすべての人に」訴訟の原告らが最高裁に3万6000人分の署名を提出    6月8日、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の原告らが最高裁を訪れ、3万6001人分の署名を提出し、「結婚の平等を認めてほしい」と要請を行ないました。

 
 こちらの記事でお伝えしたように、「結婚の自由をすべての人に」訴訟が最高裁大法廷に回付され、早ければ今年度中に判決が出る見通しとなりました。国会では同性婚の法制化に向けた議論が一向に進まないなか、最高裁大法廷が違憲判断を下せば、国会も立法せざるをえなくなります(ただ、LGBT理解増進法の基本計画も3年近くかかり、性同一性障害特例法の不妊要件撤廃についても未だに法整備がなされていない状況ですので、同性婚についても「塩漬け」にされる可能性はありますが、あまりにも法整備が進まなければ立法不作為と見做され、国家賠償請求ということにもなりえます)
 そうしたなか、Marriage For All Japanは5月18日、「結婚の平等にYES!」が全47都道府県に拡大したとの発表と同時に、6月7日までの3週間限定で、最高裁へ婚姻平等実現を求める署名を立ち上げ、6月5日までに3万3000筆を超える賛同が集まっていました。その後、「Tokyo Pride 2026」プライドフェスティバルでの開催も手伝ってか、3000人分増え、7日までに3万6001人筆の署名が集まったようです。
 
 8日は原告や代理人弁護士、支援者の計16人が最高裁を訪れ、担当職員と面会。同性婚の法制化に賛同する趣旨の3万6001人分の署名と、寄せられたメッセージのうち1256人分も手渡し、法廷で当事者の意見を聞く「弁論」を開いたうえで、明確な違憲判断を下すよう求めました。 
 九州訴訟の原告のこうぞうさんは面会の際、自身とパートナーが法律上の家族になれるよう高齢の母親が望んでいることを伝え、「もし自分の大切な人が同性との結婚を望む人だったら、判決を読んでどう思うか。裁判官にはそれをしっかり想像して判決を書いてほしい」と語りました。
 関西訴訟の原告の坂田麻智さんは、パートナーのテレサさんとともに幼い娘を育てていますが、テレサさんと法的な家族と認められないため、親権(娘との法的なつながり)がないとして、「地域や会社でも受け入れられていると感じるが、最終的に法律の壁が立ちはだかる。最高裁で明確な違憲判断が出ることを信じたい。自分の子どもや若者たちのためにも、この訴訟は絶対に勝たなければいけない」と語りました。
 また、北海道訴訟の原告の中谷衣里さんは「パートナーシップ制度の利用などできる限りのことをしても足りない部分は多く、いつも家族であることを誰かに無視されないように必死に訴え続けなければいけない。それぞれのカップルの困りごとや人生の障壁について、裁判官は最高裁で改めて耳を傾けてほしい」と訴えました。

 最高裁が法廷で原告の方たちの声を聞く機会を設け、法の下の平等といった憲法の精神に照らし、公明正大な判断を下してくださるよう願います。


参考記事:
同性婚訴訟の原告団“同性婚の法制化を” 最高裁に署名提出(NHK)
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015144241000
同性婚訴訟 「結婚の平等を認めて」最高裁に3万人超の署名提出(日テレ)
https://news.ntv.co.jp/category/society/6a5da41fd9b14187be00277a887e5923
「人生の障壁に耳傾けて」 “結婚の自由”求める訴訟原告の同性カップルらが最高裁に約3万6000筆の署名提出(TBS)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2717252

同性婚訴訟で3万筆超の署名最高裁に提出 原告ら「結婚の平等」求める(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026060800812
同性婚訴訟で最高裁に違憲判断を求める 原告「絶対に勝たなければ」(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/ASV682F5FV68UTIL00KM.html
同性婚訴訟の原告団「明確な違憲判決を」 最高裁の「統一判断」を前に、口頭弁論の実施を求める要請書(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/493704
同性婚訴訟の原告ら、口頭弁論求め最高裁に要請行動 札幌の中谷さんも参加(北海道新聞)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1322278/

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