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ネパール最高裁が同性婚の法制化を政府に要求する判決を下しました

2026年07月13日

 ネパール最高裁が6月18日、(これまで暫定的に婚姻届の提出を認める措置だった)婚姻平等について、LGBTQのカップルも異性婚カップルと平等な権利を得られる法制化を行なうよう政府に求める判決を言い渡しました。これにより、ネパールは正式に法的に同性婚を承認した国となりました。
  
 
 ネパールはアジアで2番目の同性婚承認国と言われてきましたが、正確には、今回の裁定で正式に同性婚承認国となったと言えます。
 少しややこしいので整理してお伝えすると、2023年6月28日、ネパール最高裁は政府に対してLGBTQのカップルの婚姻登録を暫定的に認めるよう求める裁定を下し(詳細はこちら)、同年11月30日にトランス女性のマヤ・グルンさんとシスジェンダー男性のスレンドラ・パンディさんの婚姻届が受理され、南アジアで初めて同性カップルの婚姻登録が認められました(詳細はこちら)。しかし、こちらの動画で説明されているように、2023年の最高裁判決は「暫定的に」婚姻登録を認めるもので、最終的な決定ではなく、また、国会で同性婚が法制化されない限りは結婚に伴う権利は与えられないということでした。
 
 今回ようやく、その暫定的だった判決の最終決定が下され、政府に対し、LGBTQの結婚の権利(同性婚の法制化)を要求することとなったのです(これにより、正式に同性婚を認めたということになります。ただし、実際に法的に同性のカップルが結婚の権利を得られるためには、国会での同性婚の法制化を待たなければなりません)
  
 2007年、LGBTQの権利と婚姻平等を求めて最高裁に訴え、最高裁から4度の画期的な裁定を引き出してきた活動家(元国会議員)のスニル・パント氏は、「この画期的な裁定は、ネパールの平等、尊厳、人権の歴史的なマイルストーンだ。同性カップルの権利にとって重要な、法的な明白さと保護を与えるものだ」と語りました。
 スニル・パント氏が創立したLGBTQ団体のブルー・ダイヤモンド・ソサエティは、「この裁定は、結婚の自由がこの国の憲法の下で保証され、LGBTQのカップルや家族は、結婚が与える尊厳、敬意、保護を与えられなくてはならないということを示している」とコメントしました。「私たちは婚姻平等の規定を確かなものにするうえで重要な、このマイルストーンを歓迎する。そして政府による法制化という次のステップを目撃するのを楽しみにしている」
 
 
出典:
Nepal Supreme Court rules in favour of equal marriage in huge win for LGBTQ+ rights(Pink News)
https://www.thepinknews.com/2026/06/22/nepal-same-sex-equal-marriage/

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