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オランダのマキシマ王妃がワールドプライドの開会式でスピーチ「私たちは、自由と平等、そして尊重のためにここへ集まっています」

 こちらのニュースでお伝えした通り、オランダのマキシマ王妃がアムステルダムで初開催となるワールドプライドの開会式に参加し、在位中に世界的LGBTQ+イベントに参加した初の王妃として歴史に名を残しました。 
 
 
 開会式でスピーチしたアムステルダムのフェムケ・ハルセマ市長は、まずは王妃に「殿下、今日はひとりではありません」と呼びかけ、さらに集まった人たちに向かって「今日は、あらゆる背景を持ったクイーンたちと一緒です。ようこそ、クイーンたち!」と語りました。
 そして、永遠のゲイアンセム、ABBAの「Dancing Queen」が流れるなか、ベルギーの王室御用達ブランド「ナタン」のドレスにオランダの帽子ブランド、ベリー・ラッチェスのハットを合わせた王妃が、オランダ語で「愛に境界線はない」と書かれたプレートを手にステージに登場すると、大歓声が沸き起こりました。王妃は、「自分らしくいること、愛したい人を愛すること。それは当たり前のことですよね?」「残念ながら、それは当たり前のことではありません。オランダでも同じです」「だからこそ私たちは、自由と平等、そして尊重のためにここへ集まっているのです」「しっかり手を取り合い、支え合い、そしてこの時間を楽しんでください」と語りました。
 王室のインスタグラム公式アカウントは王妃のスピーチ動画とともに「「このイベントは、LGBTQIA+コミュニティの可視性と開放、人権に世界的な関心を引き付けるためのものです」「ワールドプライドは、あらゆる人を受け容れること、新たなつながり、そして有意義な協力を象徴するものです。180を超える国や地域の人々が暮らし、力強く、活気あるLGBTQIA+コミュニティがあるアムステルダムが今回初めて、このイベントを主催しています」
とのコメントを投稿しています。
 マキシマ王妃はこの日、オープニングイベントの「プライド・パーク」にも参加し、「スポーツ・プライド」や「ユース・プライド」、案内ブースを見て回ったり、パフォーマンスを披露するドラァグクイーンたちと言葉を交わしたり一緒に写真を撮ったりもしていました(本当に素晴らしい方ですね)

 『SPUR』によると、オランダ王室は、国王をはじめ、長年にわたってLGBTQ+コミュニティへの連帯を示してきたことで知られています。なかでもマキシマ王妃は2008年、LGBTQ+の社会的受容を推進する自治体協定の署名式に参加し、このテーマを直接扱う会合に出席した同王室初のメンバーになりました。2013年には「国際反ホモフォビア・トランスフォビアの日(IDAHOT)」に合わせて開かれた欧州初の会議に出席し、2024年には「IDAHOT+ Forum」に参加し、LGBTQ+の若者を取り巻くいじめやトランスジェンダー受容の停滞に警鐘を鳴らすスピーチも行なっているそうです。
 LGBTQ+コミュニティに寄り添う動きは、欧州の他の王室にも見られます。
 ノルウェーでは2016年、ハラルド5世国王が多様性に関するスピーチの中で同性を愛する人々にも言及し、多様性と包摂の重要性を訴えて注目を集めました。また、ホーコン皇太子とメッテ=マリット皇太子妃2019年6月、オスロで行われたPrideイベントに出席しています。
 デンマークのメアリー王妃は皇太子妃だった2021年、コペンハーゲンで開催されたワールドプライドの後援者として「Human Rights Forum」の開会スピーチを行なっています。
 英国王室では2016年、ウィリアム皇太子が王室メンバーとして初めてゲイ雑誌『Attitude』の表紙を飾り、大きな話題になりました。2022年のプライド月間には、妻キャサリン皇太子妃とともに、LGBTQ+コミュニティを支援する相談サービス「Shout」をSNSで紹介するなど、支援を継続しています。また、チャールズ国王夫妻も昨年6月、公式SNSに近衛楽隊がチャペル・ローンの「Pink Pony Club」を演奏する動画を投稿し、『People』誌などが「英国王室もプライド月間を祝福した」と報じていました。

 
 世界初の婚姻平等実現(同性婚法の施行)から25周年を迎えたことを記念してアムステルダムで開幕したワールドプライドは、「UNITY(団結)」をテーマに掲げ、8月1日(現地時間)に行なわれる毎年恒例の「Canal Parade」(運河をボートに乗ってパレードします)をはじめ、ストリートフェス、野外映画祭、ライブコンサート、人権会議など300もの行事が開催される予定です。8月8日(現地時間)までの期間中、アムステルダム各地で特別に選ばれた53の建物がレインボーカラーにライトアップされるそうです。


 
参考記事:
オランダ・マキシマ王妃が「ワールドプライド」開会式へ! 初の王妃としてLGBTQIA+支持を表明【SPURセレブ通信】(SPUR)
https://spur.hpplus.jp/celebrity/celebritynews/kZWOZw/

「愛に境界線はない」。LGBTQ+イベントに参加した「初の王妃」として、オランダのマキシマ王妃が歴史に名を残す(Harper’s BAZAAR)
https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-news/a73278773/queenmaxima-amsterdampride-photos-2607-hns/

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