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台北市が警察のBDSMバーへの摘発の際の差別や行きすぎた行動に問題があったとして公式に謝罪し、防止策も発表しました

2026年10月30日

 10月3日(土)に台北・西門のBDSMバー「Commander D」に台北市警察局萬華分署西門町警察署の摘発が入り、差別発言を含む不当な捜査によってお店の方やお客が逮捕された件に関し、50を超えるLGBTQ団体が連名で抗議声明を発し、抗議行動も行なわれたとのニュースをお伝えしていましたが(詳細はこちら)、29日(木)、台北市政府は公式に謝罪し、似たような事件を防ぐために警察に対する新しいガイドラインとより適切なトレーニングを実施することを約束しました。

 Taiwan Newsによると、内部調査を終えた市政府は、警視庁にその調査結果を送付し、また、影響を受けた人たちに対する法的・メンタルヘルス的なサポートを行なうことを約束しました。
 警察は10月3日にゲイバーを摘発した際、行きすぎた権力行使や差別があったと認め、市警察の林炎田氏は、警官は正式な令状を持っていたものの、4名の警官の行動が不適切だったと述べました。4名はそれぞれ2つの公的な戒告を受けました。萬華区警察長の陳勇華氏も同様です。
 29日の声明で、台北市は過去に警察がLGBTQへの不正な扱い、恥辱、望まない性的指向・性自認の開示を行なったことを認識している、今回の摘発は、そうした過去の辛い記憶や恐怖をコミュニティに思い出させるものだと述べました。
 人権団体は独立した調査を実施し、公開することを要求しています。
 台北市は、警察が性的指向や性自認や障がいに基づく特定人々をターゲットにした捜査は行なってはならないとし、新たなガイドラインでは、当事者からのインプットを計画していおり、今回のケースを(反面教師として)研修で活用するとしています。


 30日(金)にはトランスマーチが、31日(土)には台湾同志遊行のパレードが開催されます。
 市はこれに間に合わせるために29日(木)に謝罪声明を発し、台北が真にLGBTQインクルーシブな街であるということを改めて強調したいとのねらいがあったと思われます。国内外から台北を訪れた十数万人のLGBTQの人たちもきっと、安心してパレードや各種クラブイベントや「Commander D」に行くことができるでしょう。
 

 

参考記事:
Taipei City Government vows reforms after gay bar raid(Taiwan News)
https://www.taiwannews.com.tw/news/6468738

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