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TEDxTokyo - Masa Yanagisawa - Acceptance
6月30日に渋谷ヒカリエで行われた「TEDxTokyo 2012」というイベントで、ちょっと素敵なスピーチがありました。

TEDを知っていますか? カリフォルニアで講演会を主催するグループで、TED Conferenceは学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物(著名人も多数)がプレゼンテーションを行い、講演がネット配信されることで有名になりました。日本でも、NHKの「スーパープレゼンテーション」の放映を皮切りに、この半年間で急速に関心が高まってきました。
6月30日、TEDの精神を受け継ぐTEDxTokyoのイベント「TEDxTokyo 2012」が渋谷のヒカリエホールで開催され、多くのメディアに注目されました(Twitterのトレンドランキングでは、ほぼ終日にわたって国内第1位を独占しました)。このイベントには、スピーカー(壇上でプレゼンテーションする人)として、加藤登紀子さんや羽生善治さん、河瀬直美さんら、各界の著名人も参加し、そのスピーチはイベント終了後すぐにYoutube上にアップされました。そして、そのスピーカーの中に、柳沢正和さんというサラリーマンの方もいました。
柳沢正和さんは語ります。
「ある僕の友達は、15年会社勤めをしていました。そして、パートナーと共に社宅に住むことを会社に申請したところ、社則に反すると断られたのです。なぜなら、パートナーが男性だったからです。なんでそうしたかというと、歓迎こそされなくても、少なくとも認められるだろうと思ったのです」
「彼は小さい頃、オカマだと言われ、たいへん傷つき、それ以降、自分のセクシュアリティについて話すことをやめました。僕にはその痛みがよくわかる。なぜなら…それは、僕自身だからです」
「僕はゲイです。うわぁ、日本でカミングアウトしてしまいました(拍手)」
柳沢さんは、葉山に夏の間だけオープンするLGBTフレンドリーな「カラフルカフェ」の代表兼マネージャーをしている方で、こんなエピソードも語ってくれました。
「ゲイのカップルが、自分たちのありのままで、ごく自然に手をつなげるカフェです。近所の方やいろんな人が来てくれました。でも、中には支持してくれない人もいました。去年、さよならパーティを開いたんですが、その支持してくれなかった人が、最後に来てくれたんです」
大勢の注目を集めたイベントでのカミングアウト、そしてイイ話。ちょっと胸がアツくなります。ぜひこの動画をご覧ください。
INDEX
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