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Taylor Swift "You Need To Calm Down" (Lyric Video)

テイラー・スウィフトの新曲「You Need to Calm Down」があからさまにゲイ応援ソングです。MV(リリック・ビデオ)もレインボーでカラフルになっています。

Taylor Swift

 テイラー・スウィフトがニューアルバム『ラヴァー』からのセカンドシングルとなる「You Need to Calm Down」を発表しました。「GAY」「PARADE」「GLAAD」といったワードが織り込まれたLGBT応援ソングで、MV(リリック・ビデオ)もレインボーな感じです。
 
 この「You Need to Calm Down」は、大ヒットした「Me!」のMVの冒頭シーンで、パニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーが発する「You Need to Calm Down(落ち着けよ)」というフランス語のセリフがタイトルになっています。テイラーはこの新曲で、アンチ同性愛者や世界中のいやな連中に対し、どうして多くの時間をネガティブなことに費やすの?と問いかけます。
「あなたは私たちの知らない人だけど、私の友人たちをミサイルのように攻撃してる/なんで怒ってるの?/GLAAD(※glad=喜びとかけています)になることだってできるのに」
「(ゲイ・)パレードが行われる通りには太陽の光が満ち溢れている/それなのにあなたは、あえて暗黒時代にとらわれていたいのね」
「少し頭を冷やして落ち着けばいいだけ/そして嫌なやつに向かって叫びたい気持ちを抑えるの/だって色彩はどんな人もハッピーな気分(GAY)にするから」
 
 カントリーミュージックからスタートし、保守的な(白人至上主義者だったりする)ファンに崇められてきたテイラー・スウィフトが、まさかこんなにあからさまにGAYを支援する曲を書く日がくるなんて…感慨深いです。




 ちなみに、パニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリー(パンセクシュアルであることをカミングアウトしています)をfeaturingした「Me!」のMVも、とてもカラフルで、レインボーカラーが多用されています(背景にもずっと虹がかかっています)。これもたぶんLGBT支援の意味だと思いますし、ゲイテイストなMVになっていると感じました。



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