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要注目のクィア・アーティスト、Aisho Nakajima

青山テルマさんとのコラボも報じられたAisho Nakajimaさん。これからブレイクが期待されるクィア・アーティストです。

要注目のクィア・アーティスト、Aisho Nakajima

 青山テルマさんが8月20日に約1年半ぶりとなる新曲「Yours Forever feat. Aisho Nakajima」を配信リリースすると報じられました。フィーチャリングしているクィア・アーティスト、Aisho Nakajimaさんは、テルマさんがInstagramを通じて直接オファーしてコラボが決まったそうで、それだけAishoさんの魅力や実力に惚れ込んだということ(そして、東京レインボープライドにも何度か出演してくださっているテルマさんなので、Aishoさんのクィアなテイストもきっと好感につながったのでしょう)。Aisho Nakajimaさんとは、いったいどんな方なのでしょうか?

(8月10日に開設されたばかりの青山テルマさんのYouTube公式チャンネルに「Yours Forever feat. Aisho Nakajima」のティザー映像が公開されました)
 
 『i-D』の「Aisho Nakajimaについて知っておくべき10のこと」、『COSMOPOLITAN』の「愛に性別は関係ない」新鋭のアーティスト、Aisho Nakajimaの魅力」によると、Aisho Nakajimaさんは1997年生まれの22歳。愛知で育ち、中2のときに遊びで「ヤマンバメイク」にハマり、ギャルサーにスカウトされるという素敵な経験をしますが、親や周囲の人たちから「ゲイは地獄に行く」とずっと言われ続け、高校時代はメンタルの不調に陥り、18歳でシドニーに渡り、その自由さやLGBTのカルチャーに救われ、視野も広がり、メイクアップアーティストを志すように。帰国後、音楽プロデューサーのMIMI dftさんと出会い、「自分にメイクして、自分でクリエイティブなことをしたい」と思い、曲を書きはじめ、2020年に1stシングル「Over This」を発表(サム・スミスを彷彿させるシルキー・ボイスが光るR&Bナンバーです)。それから「Fuck U Tonight」、ラップを交えた「Giddy Up」(ドラァグしたMVが素敵です)も立て続けにリリースし、メディアにも取り上げられるようになりました。
 自身も「グローバルアーティストになるのが夢」と語っていますが、「Giddy Up」のMVからは、トドリック・ホールのようなグローバルなクィア・ポップ・アイコンとなる可能性を感じさせます。
 今年7月7日にはニューシングル「Needed」を配信リリースし、MVも発表。今月、ミニEP「Sleeptalk」をリリース予定です。

(昨年発表された「Giddy Up」のMVは、Aishoさんのメイクやファッションへのこだわりが開花したクィア・ラップ・ムービーとなっていて、とても素敵です。この路線でぜひ「アジアのトドリック・ホール」を目指してほしいです)

(7月にリリースした「Needed」のMV。こちらはクィア・テイストだけでなく男性的なセクシーさも表現されている印象です)

 これから世間的にも、海外にも認知されていくのでは?と期待されるクィアアーティスト、Aisho Nakajimaさん。要注目です!

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