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Big Daddy Karsten "Barry Antoinette"
ノルウェー唯一のオープンリー・ゲイのラッパー、Big Daddy Karsten。新曲「Barry Antoinette」のMVをはじめ、動画を何本かご紹介します。
ノルウェー唯一のオープンリー・ゲイのラッパー、Big Daddy Karsten。ノルウェー各地のプライドイベントに出演しているだけでなく、「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」ノルウェー予選のようなメジャーなイベントにも出演しています。
4月4日にリリースされた新曲「Barry Antoinette」のMVは、ドラァグクイーンやレザーの男たち(よつんばいの男たちがムカデ人間のように縦に並んで腰に載ってるケーキに顔をつっこむシーンが素敵でした)が登場する素晴らしくゲイテイストなビデオです。「Barry Antoinette」はたぶんマリー・アントワネットと、アントワネットと仲が悪かったルイ15世の公妾デュ・バリー夫人のことをテーマにしたリリック。ケーキがたくさん出てくるのは「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」発言に由来してる模様。Big Daddy Karsten自身も裸でケーキまみれになったりしています。
4年前に発表した「Hold Kjeft」も、なんだかんだ言ってもノンケっぽい野郎ノリのラッパーなんだなぁと思わせといて、ノルウェー唯一のゲイフェティッシュクラブ「SLM (Scandinavian Leather Men)」が登場し、レザーマンたちと一緒に淫靡な雰囲気の中でパフォーマンスするという展開に…シビれました(ノルウェー語なのでわからないのですが、Hold Kjeft=Shut Upという意味らしいので、ゲイのkinkカルチャーに偏見を持つノンケたちに対して吠えてるんだと思います)
それから、Melodi Grand Prix 2021(ノルウェー放送協会主催の「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」ノルウェー予選)でのライブ。「Smile」という曲で、Big Daddy Karstenはピンクのつなぎ、バックダンサーたちは思い思いのゲイテイストな格好で登場し、レインボーで一点の曇りもなくゲイプライドに満ちたハッピーさを感じさせるパフォーマンスを披露しています(この「Smile」はプライドイベントでもパフォーマンスされてます。例えばこちら)
以上の3曲をご紹介します。Big Daddy Karsten、控えめに言って最高だと思います。もし自分が音楽活動するならこういう人になりたいと思いました。
INDEX
- SHINJIRO "Into The Light"
- TransgenderLive Vol.3〜ホラ、やっぱり差別禁止が必要じゃんヽ(`Д´#)ノ〜
- 次世代GOGO発掘番組「Gogo for the Gold」
- Beautiful Rainbow feat. RIEHATA with YURIAN RETRIEVER & RHT (ASUPI, SHOTA, Rena)
- 性別は誰が決めるか~『心の生』をみつめて~(HBC)
- 「結婚はできない、普通の生活もできない」同性愛者の “諦め” を変えてくれた人生のパートナー(日テレNEWS)
- 8分に及ぶ超大作エンターテインメントなMV――Todrick Hall "Y.A.S."
- リナ・サワヤマさんから日本のLGBTQコミュニティに贈られたビデオメッセージ
- CQ!CQ!This is POST CAMP
- 広島県の山奥にコミュニティスペースを開いた60代トランス女性を追った番組
- 「Transgender Live」@渋谷駅ハチ公口
- 「あの日の自分へ」国際トランスジェンダー可視化の日
- Kylie Minogue in Sydney World Pride 2023
- Rina Sawayama ”First Love” (Hikaru Utada Cover, Tokyo Garden Theatre)
- せやろがいおじさん「もうさすがに同性婚は導入しよう」
- セクシーなトランス男性モデルが恋人役を演じたテイラー・スウィフト「Lavender Haze」MV
- Sam Smith ”I'm Not Here To Make Friends”
- サム・スミスの『サタデー・ナイト・ライヴ』でのパフォーマンスが素晴らしくCAMPです
- 性別違和のことを理解し、励ましてくれた母への感謝を歌ったハリウリサさんの名曲「ヴィルマ」
- Rina Sawayama live shows