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Mykki Blanco "French Lessons ft. Kelsey Lu" Official Video

ミッキー・ブランコの新曲「French Lessons」のMVが素敵です。まるで映画のような、ストーリー仕立ての美しい映像。愛し合うゲイたちのドラマを描いたエモーショナルな作品です。

Mykki Blanco

 クィア・ラップ・シーンのパイオニアとして知られ、カニエ・ウエストらとコラボし、マドンナの「Dark Ballet」のMVに主演し、ビョークとツアーを行なったりもしているミッキー・ブランコ。詩人、パフォーマー、活動家でもあります。
 ミッキー・ブランコは、その音楽の進化を通して、ジャンルをつねに曖昧にし、レイブ、トラップ、グランジ、パンクからの影響をクィア/トランスとしての経験を称える実験的なヒップホップの渦の中に引き込んできました。10月14日にはマイケル・スタイプ、ソウル・ウィリアムズ、アノーニ、ダイアナ・ゴードン、デヴェンドラ・バンハート、ヨンシー(シガー・ロス)、MNEKら豪華ゲストを迎えた2ndアルバム『Stay Close To Music』を発表しますが、このたび、シンガー/チェリストのケイシー・ルーをフィーチャーした新曲「French Lessons」のMVがリリースされました。
  
 何者かに追われ、愛する人と引き裂かれたミッキー。まるでキリストのように岩肌に打ち付けられたパートナーを救い出し、彼を抱えて歩き、手当てし、キスし、そうして二人は、美しい乙女たちのいる幻想的な泉へとたどり着き…
 まるで映画のような、ドラマチックで美しい映像に、囁くようなミッキーの歌とケイシー・ルーの「I've been drifting away」と歌う旋律が重なり、素晴らしくエモーショナルです。
 
 ミッキーは「この曲は、ハリウッド映画で観ていることを私たちが実際に経験できるという考えに基づいた、真実の愛の可能性を反映しています」と語っています。「この歌はまた、ルー・リードの歌みたいなものです。私は自分を歌手だとは思っていませんが、しゃべるように歌うことはできるのです。私はこのスタイルに満足しています」(GeorgiaNews「Mykki Blanco announces new album and releases ‘French Lessons’」より)


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