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　AAA Girls（American Apparel Ad Girls）は、Alaska Thunderfuck 5000、Courtney Act、Willam Belliの3人のスーパーグループです。2014年、LGBTQフレンドリーなことで知られるアメリカンアパレルが、自社ブランドの広告に初めてドラァグクイーンを起用するにあたり、『ル・ポールのドラァグレース』（以下RPDR）の3人のスターをリクルートし、（そのまんまなネーミングですが）American Apparel Ad Girlsが結成、「American Apparel Ad Girls」というシングルもリリースされました（BillboardのComedy Digital songs chartでTOP10にランクイン）。その後もクリスマスソングなど数曲をリリース。アイドル的な人気グループに。そんなAAA Girlsの3人がなんと『OPULENCE』で3人揃って来日を果たすことになりました。絶対に見逃せないチャンスです。というわけで、AAA GirlsのMVをご紹介。『OPULENCE』の予習をしましょう。

　デビュー曲「American Apparel Ad Girls」はゴージャス（キレイ系）であることはもちろん、歌もダンスももってこいな3人がゲイショップやクラブやいろんなところで遊んだりかわいい男の子とからんだりするポップでキュートなMV。ファラ・フォーセットのようなヘアスタイルも素敵ですし、「アメリカンアパレルは全店閉鎖」という歌詞も爆笑モノで、ドラァグらしさがちゃんと出てて（魂を売ってなくて）GOODです。日本語訳がついた動画が上がっていたので（素晴らしい）そちらを紹介します。

「A Lacefront Like This」は、とあるウィッグメーカーの宣伝の歌。これマジ大傑作で、爆笑モノ。曲だけ聴いたらうっかり感動すらしそうないい歌なんですが、「フェラ50回してでもほしくなる」「トラボルタがカムアウトしたくなるほど素敵な」「ドラァグコンで盗まれちゃうほど」みたいな歌詞が延々と繰り広げられます。ぜひ観てください。同じく日本語訳がついた動画です（ゲイじゃないとできないような、かなり正確な日本語訳。おぬし、なかなかやるな…って感じです）
 
「Dear Santa, Bring Me A Man」はウェザーガールズの「It's raining men」を下敷きにしたと思われるディスコソングですが、コートニーの歌の上手さも際立ってますし、なかなかの名曲です（やっぱり歌詞はエロいです）

　こちらは日本語訳はないのですが、マライアの曲をパロった「AAA Girls - Heather」もムーディでセクシーで素敵です。RPDRのシーズン3のStacy Layne MatthewsとManila Luzonがカメオ出演しています。 　

　AAA Girlsの魅力、伝わったでしょうか。数あるRPDR出身のクイーンのなかでもアラスカ、コートニー、ウィラムの3人は飛び抜けて才能に恵まれ、スターの資質やオーラが際立つ3人だということを実感していただけたんじゃないかと思います。そんな3人がついに来日を果たします。たぶんAAAガールズの3人が揃って来日するのは今回が最初で最後！です。
　5月18日がアラスカのソロ・ライブ（大阪のヴェルマ・ベルも出演）、そして19日がアラスカ、コートニー、ウィラムがZepp Shinjukuに降臨！し、日本のクイーンたちも多数出場する『OPULENCE』です。ワールドクラスなドラァグクイーンのパフォーマンスをリアルに体験できる貴重な機会です。RPDRファンのみならず、ドラァグ好きなみなさんもぜひ！