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ますますパワーアップした『堂山センチメンタル!』シーズン2 

大阪発のゲイドラマ『堂山センチメンタル!』、待望のシーズン2が公開中です。レビューをお届けします

ますますパワーアップした『堂山センチメンタル!』シーズン2 

 ついに始まりました『堂山センチメンタル!』シーズン2!という記事を3週間前に書こうと思いながら、いろいろ忙しく…気づけば第4話まで進んでいました…。でもまだ続くようなので、ここでレビューをお届けしようと思います。
 第1話「ラブ・ストーリーは突然に」では冒頭で大御所ドラァグクイーンのMADAM COCOさんがゲスト出演してたり、「邪魔すんで〜」「邪魔すんやったら帰って〜」「あいよ〜」という吉本新喜劇の定番ネタをやってくれたり、大阪らしさを堪能しました。シーズン1でYUTOさんと結ばれたKAITOさんのその後の話にも触れつつ、MASAさんという新たなモテ筋キャストが登場し、KEISHIさんに新たな恋が芽生える予感。KEISHIさんのサービスカットもありました。
 第2話「迷い道」は秀逸でした。MASAさんの魅力を存分に見せながら、さらに最後、GONTAさんという新たなモテ筋イケメンが登場。観てる人がパァァ…って頬を紅潮させる姿が目に浮かぶようでした(製作陣のドヤ顔も)。それと、SATOSHIさんが本当に面白くて、こういうYouTubeドラマで笑いをとるって案外難しいと思うのですが(演技や演出もしっかりしてないとすべりがち)、SATOSHIさんは安心して見れます。「GOTTSU」のマスターさんもよかったです。ちなみに「DYSMのキャリー」がパソコンを打ちながら「ゲイの過去・現在・未来について考えた」っていうの、タイトルの「迷い道」(渡辺真知子さんの歌)につながってるわけで、上手いな、と思いました。
 第3話「Romanticが止まらない」にはレジェンドGOGOであり現在はバー「REALX」のマスターであるICHIさんが出演していて、わー!拍手!ってなりました。「KITSUNE」の店員のYUTAさんもかわいかったです。
 そして第4話「Wの悲劇」。タイトルを見て、え?「女優、女優、女優。勝つか負けるかよ!」「皆さんはやりませんでした?私はやったわ」ってセリフが出てくるの?とドキドキしていたのですが、ラスト(オチ)を観て、なるほどそういう「W」ね、と。新しい恋愛のかたちにも触れる素敵なお話でした。
 
 全体として、主要キャストの皆さんの演技も板について安定感が増してきましたし、どんどんイケメンさんが登場したり、いろんな笑いの要素を入れ込んだりもして、ますますパワーアップして面白くなってると思いました。
 このあとどんな展開になるのか、楽しみです。
 『堂山センチメンタル!』シーズン2は毎週日曜、20:00にYouTubeで配信されます。短めでライトに楽しめますので皆さんぜひご覧ください。
 

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