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特集:IDAHO

5月17日はIDAHO(国際反ホモフォビア&反トランスフォビア・デー)。全国各地で街頭アクションやパレード、メッセージ展などが開催されます。

特集:IDAHO

 IDAHO(アイダホ)とは、コーンの産地で有名なアイダホ州とは関係なく、「国際反ホモフォビア&反トランスフォビアの日(international day against homophobia and transphobia)」の頭文字をとった略称で、毎年5月17日を指します。
 これは1991年5月17日にWHOの精神疾患のリストから同性愛が削除されたことにちなんでおり、「この日を同性愛差別に反対するきっかけとしよう」とフランスの活動家が呼びかけ、世界50ヵ国以上に広まっています。

 日本では2006年、尾辻かな子氏、TOKYO Pride、第10回レインボーマーチ札幌実行委員会、ゲイジャパンニュースが共同で「Act Against Homophobia」というプロジェクトを立ち上げ、新宿駅東南口(FLAGS前)広場で街頭アクションが行われたのが初めてです。以後、「やっぱ愛ダホ!Idaho-net」というグループが呼びかけ人となり、毎年5月17日前後に「多様な性にYES!」というメッセージを発信してきました。
 パレードなどに比べると小さな(地味な)活動に見えるかもしれませんが、パレードがない年にも開催されてきましたし、パレードがない街でも開催されてきました。何より、若い方たちが自らの思いを訴える姿に、胸を打たれるものがありました。
 
 今年は、東北から九州まで全国各地で街頭アクションが行われるほか、神戸で「愛ダホ☆コスプレパレード」が行われたり、東京で映画上映会があったりします。詳細をお伝えしていきます。

全国のとりくみ

 今年は東北の青森、岩手、宮城、福島の4県でメッセージ展や学習会が開催されます(ちなみに現在、東北で初のパレードをやろうという動きもあります)。なかなかカミングアウトして活動しづらい土地で、震災の痛みを乗り越え、こうしてアクションを起こす方たちが東北各地に…と思うと、胸が熱くなります。(震災後、仙台のコミュニティセンター「ZEL」のみなさんが(自らも被災しているにも関わらず)支援活動に尽力したり、郡山のゲイナイトをいろんな方が応援してくれたり、被災地のセクシュアルマイノリティの方たちを支援する団体が設立されたり、といったエピソードの数々が思い出されます)
 福島では昨年、県の男女平等推進センターで行った「多様な性にYES!」のメッセージ展がたいへんな好評を呼び、当初2週間程度の期間限定展示だったのが、常設展示のような扱いになるなど、うれしいことがありました。今年もメッセージ展の開催を準備しています。
 青森では、青森LGBT映画祭に合わせ、7月にメッセージ展が行われます。

 他にも、東名阪などの都市圏や、福井、徳島、愛媛といった地方都市でもアクションが予定されています。
 GWに開催された福岡の街頭アクションは、日テレの「ZIP!」(ローカルの時間)で紹介されたそうです。
 以下、一覧です(すでに終了したイベントも、いっしょに掲載いたします)(詳細はこちら

<北海道・東北>
◆青森 7月20日(土)12時〜19時 メッセージ展@アウガ5階AV多機能ホール前(主催:スクランブルエッグ)
◆岩手 5月18日(土) イベント開催(詳細近日)
◆宮城 6月8日(土)「支え合う学習会『セクシュアリティと社会〜プライド月間に寄せて(仮)』」
◆福島 メッセージ展開催(詳細近日)
<関東>
◆千葉 千葉大学でアクション予定(詳細近日)
◆東京 映画『Call Me Kuchu ウガンダで、生きる』上映会
<東海・北陸>
◆愛知 5月18日(土) 街頭アクション(詳細近日) 
◆福井 5月31日~6月2日(予定) メッセージ展@福井大学祭
<関西>
◆大阪 5月26日(日) 街頭アクション 
◆兵庫 5月17日(金)15時15分~18時 座談会「関学の中のセクシュアルマイノリティ」@関西学院大図書館ホール
    5月18日(土) 街頭アクション@神戸マルイ前
    5月19日(日) 愛ダホ☆コスプレパレード@神戸まつり
<中国・四国>
◆徳島 5月12日(日) メッセージの読み合わせと交流会@徳島大
◆愛媛 5月18日(土)18時~ レインボープライド愛媛・家族の会(LGBTの子を持つ親御さん同士の交流会)   
    5月19日(日)13時半~ れいんぼ~+プラス(誰でも参加できるLGBTとの交流茶話会)
<九州>
◆福岡 5月5日(祝) 街頭アクション@警固公園


愛ダホ☆コスプレパレード@神戸まつり

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2010年の神戸パレード

 期間中3つも催しが行われ、全国最多となっている兵庫県。今年は西宮市の関西学院大学で座談会が、神戸市では街頭アクションが行われますが、さらに、地元の神戸まつりに参加する形で開催される愛ダホ☆コスプレパレードが開催されます。もともと2006年から神戸ではこの地元のお祭りに参加するという形でのパレードが行われてきており(2010年のパレードのレポートはこちら)、今年はIDAHOの関連イベントとして開催されます。
 神戸のパレードは、隊列自体は数十人規模の小さなものですが、母体のお祭り自体が大きく(サンテレビの中継もあります)、数十万人が観覧する中を行進します。そういう意味では、たいへんアピール度が高く、歩き甲斐がある(とても楽しい)パレードです。その代わり、テーマカラーを決めたり、参加者にある程度のドレスコードを守ることをお願いするかたちになっていて、今回はコスプレなんだそうです(※5月16日に出場を辞退することが発表されました。詳しくはこちらをご覧ください)

愛ダホ☆コスプレパレード@神戸まつり
日時:5月19日(日)16:22(予定)
コース:三宮フラワーロード東遊園南の出発ゲートからスタートし、フラワーロードを北上、神戸国際開館を左折して、大丸神戸店前までの約15~20分の行程です。その後鯉川筋を南下、大丸神戸店の南側の解散地点へ。
集合:12時〜14時半、神戸二宮地域福祉センターに集合
登録料:¥500、学生¥300、定収入のない方などは¥200 
雨天決行

 

映画『Call Me kuchu ウガンダで、生きる』上映会 in 東京

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 2006年から毎年、新宿駅前で街頭アクションを行ってきた「やっぱ愛ダホ!Idaho-net」ですが、今年は映画上映会が行われます。

 ゲイの活動家デヴィッド・カト氏が殺され、国内のLGBTを死刑にできる法案が国会で通りそうになったウガンダ(All Outの署名にご協力くださった方も多いと思います)。ホモフォビアが最も残酷な形で横行している国で、絶望と闘いながら生きる当事者たちの姿を映しだしたドキュメンタリー映画『Call Me kuchu ウガンダで、生きる』が制作されました。これは遠い国のことなのか、それとも私たちの別の姿なのか…。ぜひ、ご覧ください。

『Call Me kuchu ウガンダで、生きる』上映会 in 東京 
日時:2013年5月18日(土)16:00〜17:40
※上映後にプチトークショーあり(翻訳チームの大学生らを交えて)
会場:早稲田奉仕園you&Iホール 
料金:一般1500円、学生or定期収入のない方:1200円
※席数が限られておりますので、当日は事前予約いただいた方を優先にご案内いたします。
主催:「Call Me Kuchu」上映会実行委員会
協力:やっぱ愛ダホ!idaho-net.


メッセージを贈ろう

「やっぱ愛ダホ!idaho-net」では、今年も皆さんの想いをこめたメッセージを募集し、全国各地の街頭で読み上げたり、メッセージ展で展示します。どなたでも投稿大歓迎!(詳しくはこちら

 また、今年は、毎年恒例の自由なメッセージに加え、「57577」(つまり、短歌のスタイル)でのメッセージも募集しているそうです。文字通り、57577の字数にあわせてあなたの「多様な性」に関する思い、願い、のろけ、愚痴(笑)など、様々なメッセージをお寄せください。字余り可(驚愕するほどの字余りもお待ちしております)、一人何通でもご応募できます。集まったメッセージは、各地の街頭で朗読されたり、それ以降のメッセージ展やWeb上で公開されます。(※個人情報の開示レベルにご注意ください)
【応募フォーマット】
1.IDAHOネーム (※メッセージとともに公表してよい名前)
2.住んでいる地域/肩書き(学生、会社員など)
3.メッセージをどうぞ。
【書き込み先】
「やっぱ愛ダホ!」ブログ 
●Twitter
#YesIdahoのハッシュタグをつけてどうぞ。
【締切】
5月15日(水)夜12時

 

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