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レポート:ノーパンスウェットナイト2周年

2014年5月23日(金)、AiSOTOPE LOUNGEでノーパンスウェットナイト2周年が開催されました。会場が変わっても週末開催(有料)でも大盛況で、あらためてこのイベントのスゴさを感じさせました。

レポート:ノーパンスウェットナイト2周年

2年前、ArcHで開催されたノーパンスウェットナイト2本目をレポートさせていただきましたが、会場がAiSOTOPE LOUNGEに変わり、東京では年に1度だけGOGO BOYが登場して週末に開催される周年パーティということもあり、あらためてレポートさせていただくこととしました。(後藤純一)

 22時過ぎ、会場に着くと、スウェットを穿いた方たちが長蛇の列を作っていました(ざっと50人くらいは並んでたと思います。入場待ちの行列が解消されたのは24時頃だったそうです)
 ようやく中に入ると、当然のようにたくさんの人たちでごった返し、熱気があふれていました。メインフロアのステージ上にDJブースが設置され(カッコいい)、ちょっとBPM速めのHOUSEがエロさを醸し出していました(時には定番の歌モノもかかりました)。お客さんはお酒を楽しんだり、音を楽しんだりはもちろん、あちこちでハグしたり「ご挨拶」したり愛を交わし合ったり、とてもラブリーな雰囲気でした。
 やがてステージ上にAkiさん、Masakiさん、NAWOTOさん、DONBURIさん、KENJIさんという、東京が誇る5人のGOGO BOYが登場。文字通りフロアを埋め尽くす数百人の男の子たちがGOGOショーを見ながら歓声をあげたり、手をあげたりして楽しむ様は、ぼくらが昔から「ArcH」で見てきたような、「これがゲイナイトだ!」と思わせるような光景でした。 
 1回目のGOGOショーが終わると、メインフロアはブラックアウトタイム(無礼講タイム?)に突入。ただでさえ満員電車状態なのに、そんなふうになったら、もう…(あとはご想像におまかせします)
 
 人ごみと熱気に酔って休みたくなった人たちは、ラウンジフロアに集まっていました。DJさんは特におらず、モニターに9monsters(スペシャルマッチングが行われていました)のプロフィールが映し出される感じで、プロフィールを見ながら友達と「この子カワイイね」とか言ってたり、みなさんワイワイやってました。
 そんななか、たまたま近くにいた方とお話してみました。
 友達と来ていた21歳(普通体型)の方は「友達が行こうというので来てみました」と。しっかり9モンにも参加し、やる気満々な様子でした。
 彼を連れて来た20代の方(普通体型)は「以前、バーで仲良くしてくれてる人に誘われてアイソに来て、それからいろいろ参加するようになりました」と笑顔で話してくれました。
 埼玉住みの26歳・モテ筋クン(がっちり)はゲイナイト初体験だそう。「脱ぎ系は無理だけど、今日のイベントなら大丈夫かも、と思って」「とても緊張して何もできず…でも、GOGOの方たちを見たくて最前列まで行っちゃいました(笑)」とさわやかに語ってくれました。
 DONBURIさんを一目見たいと、わざわざ関西から来られたという30代がちむち系の方もいました。彼もゲイナイトは初めてだそうです。実際に見て、「本当にカッコいい!」と感激していました。

 終電の時間を過ぎた頃、人も減っちゃうかな…と思いきや、後から後から新しいお客さん(アイソの常連さんとか)が入って来られて、大変な騒ぎに。カウンターではテキーラやイエガーで景気づけする人たちの歓声が響き渡りました(時にシャンパンも開いてました)
 特筆すべきは、GOGOさんたちが全4回のショータイムをすべて違う演出で魅せてくれたこと。時にはバーカウンターから登場し、時には体育会のコスプレで、時には火を使ってエスニックに。そのすべてがカッコよく、SEXYで、最高!の一言でした。少しも手を抜かず、ベストを尽くす、プロの方たちの心意気が伝わってきました。
 朝方は、もう出会いとかエロとか関係なく楽しんじゃえ!って感じで、アゲアゲでハッピーないつものアイソになっていました。そうしてノーパンスウェットナイト2周年は、大盛況のうちに幕を下ろしたのでした。(オーガナイザーさんが感極まって泣いていたのはナイショです)

 平日のArcHに500人を超えるお客さんを集客し、伝説を作ったノーパンスウェットナイト。2年経ってもその勢いはまったく衰えず、2周年パーティも数百人もの方たちを(しかも新たなお客さんをも)呼び込み、AiSOTOPE LOUNGEを超満員にしました。 
 ノーパンスウェットナイトはもはや一過性の流行などではなく、ゲイシーンになくてはならない定番イベントとして、1つのジャンルに君臨した感があります。ゲイの歴史に新たな1ページを加えたのです。そして、これまでのエロ系イベントは脱ぐことが必須だったのに、脱がない「ちょいエロイベント」を提示した、そのことは革命的と言っても過言ではないと思います。

 そして、ふだんはアプリしかやってなかったり、お風呂でハッテンしてたり、部屋の中で妄想をふくらませてたり、そういう方たちも二丁目のゲイイベントに来てくださるきっかけになっているというのは、素晴らしいことですよね。
 なかには、たぶん初参加の方だと思うのですが、髪型や服装などがちょっと周りと違ってて、ひとりポツンと過ごしてるような方もいらっしゃいました。でも、そんな彼も、最終的にはフロアでちゃんと「いい思い」をしていたのです。その光景を見て、思わず「よかったね」って抱きしめたくなりました(すでに抱きしめられてましたが)。二丁目の神様は誰も見捨てないんだなぁ…って思いました。
 たぶん、ほかのナイトではこうはいかないだろうな、と思います。「初めてでもOK! みんなおいでよ!」って自信をもって言える、マジ本気で誰もが参加できて楽しめるナイトって、ありそうでなかなかないものです。そんなノーパンスウェットナイトの敷居の低さ、懐の深さを、ぼくは愛しています。

※今回のレポートの画像は、ノーパンスウェットナイトのオーガナイザーさんからご提供いただきました。
PHOTO by 服部敦/(c)ノーパンスウェットナイト


【次回予告】
「ノーパンスウェットナイト14本目」
7月30日(水)20時- @AISOTOPE_LOUNGE
次回は真夏の開催! ゲストは2年ぶりのATT先生☆ めちゃきら高速MUSICで騒ごう!


「ノーパンスウェットナイトIN大阪4」
8月30日(土)21時- @EXPLOSION
大阪4回目も真夏に開催! 騒ぐならやっぱ夏でしょ! ゲイナイトならではの「楽しい」をまるっとお届け☆