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特集:東京レインボープライド2019

今年もGWに東京レインボープライドが開催されます。4月28日(日)29日(月祝)のPride Festival@代々木公園は、過去最高の盛り上がりを見せそうです。TRP2019の見どころ・お楽しみどころをご紹介!

特集:東京レインボープライド2019

今年もGWに東京レインボープライド(TRP)が開催されます。が、今までと異なり、代々木公園での「Pride Festival」はGWの最後ではなく、4月28日(日)29日(月祝)となります。すでにお伝えしたように、m-floのみなさん、青山テルマさん、りゅうちぇるさん、水曜日のカンパネラのみなさんが初登場、清水ミチコさんも再登場!という過去最高の豪華ゲストを迎え、盛大に盛り上がりそうです。昨年は2日間でのべ15万人を動員したそうですが、今年はパレード参加者が初めて1万人を超え、来場者も昨年以上になるのではないかと見込まれています。二丁目での公式アフターパーティなど、4月27日(土)〜5月6日(日)の「Pride Week」期間中のイベントもいろいろありますので、ぜひ、平成から令和にかけての記念すべきGWに、TRPを楽しみましょう!

 


TRP2019 概要 


 東京レインボープライドは「アジア最大級のLGBT関連イベントであり、「性」と「生」の多様性を祝福する人たちの祭典」です。「らしく、たのしく、ほこらしく」をモットーに、SOGIのいかんにかかわらず、すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現をめざすNPO法人東京レインボープライドが運営しています。今年も4月27日(土)~5月6日(日)の「Pride Week」期間中、たくさんのイベントが開催される予定で、メインイベントとなるのが、4月28日(日)29日(月祝)に代々木公園で開催される「Pride Festival」です。
 今年のTRPのテーマは「I HAVE PRIDE」。私にはプライドがある。昨年のテーマが「LOVE&EQUALITY」だったのと比べると、あまりスローガンっぽくないフレーズに見えるかもしれませんが…公式サイトに掲載された、なぜ「I HAVE PRIDE」なのかを伝えるメッセージがとても素敵なので、以下にご紹介します。
 
いまから50年前、1969年6月28日。
ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」で、ゲイ(今でいうところのLGBTQ+)たちが警察の手入れに対し初めて抵抗し、それは数日間にわたる暴動に発展しました。いわゆる「ストーンウォールの反乱」です。抑圧されることが当たり前だった世界で、平等な権利を求める活動の始まりでした。当時のスラングで「さりげなくゲイであることをほのめかす」ことを、「ヘアピンを落とす(to drop a hairpin)」と表現していたことから、この反乱は「ヘアピンの落ちる音が世界に響きわたった」と伝えられました。「私には、PRIDEがある」。その衝撃は大きな波紋を呼び、1年後には現在のプライドパレードの起源となるデモ行進がニューヨークなどで行われました。LGBT運動の大きな転換点として、「ストーンウォールの反乱」は歴史に名を残すことになりました。

そして25年後、1994年8月28日。
日本で初めてとなるプライドパレードが、東京で開催されました。約1,000人が新宿中央公園から渋谷・宮下公園までをレインボーフラッグを掲げて行進しました。「8月28日」という日は、1963年に、マーティン・ルーサー・キング牧師らが中心となって人種差別撤廃を求めて行進し、あの「I Have a Dream」の演説が行われたことでも有名な「ワシントン大行進」と同じ日でした。

ふたたび25年の時が流れた、2019年。
『東京レインボープライド2019』のテーマは、「I HAVE PRIDE」。私たちは、ひとりひとりが「PRIDE」を持っています。私たちは、異常でも、病気でもありません。恥ずべき存在でも、嫌悪される存在でもありません。ひとりひとりの「PRIDE」が尊重され、輝いていくこと。そして、「私=I」から「私たち=We」へ、「PRIDE」が結びついていくこと。25周年と50周年という記念すべき年に「PRIDE」の原点に立ち戻り、らしく、たのしく、ほこらしく、手に手をとって、これからも行進を続けていきましょう。いつの日か、真に公平で寛容な、すべての人があるがままを誇れる、愛にあふれる社会が実現する、その日を夢見て。

東京レインボープライド2019 開催概要
日時:2019年4月27日(土)〜5月6日(日)
会場:東京都渋谷区代々木公園、他協力施設や公共スペース等
参加料:無料(ただし、一部の施設入場料およびプログラムは有料)
主催:特定非営利活動法人 東京レインボープライド
後援:渋谷区

 


TRP2019「Pride Festival」


 代々木公園で2日間にわたって開催される「Pride Festival」はTRP2019のメインイベントです。ステージでは豪華キャストによるパフォーマンスが繰り広げられ、広場ならびにケヤキ並木エリアにも企業・団体・大使館などのブースが所狭しと並びます。今年は初日の4月28日(日)にプライドパレードが行われますので、お間違えなきよう。
 ストーンウォール暴動(1969:NYC)から50年、そして日本初のプライドパレード(1994:東京)から25年という節目の年にあたり、改めて原点に立ち戻ろうという想いを込めて、「I HAVE PRIDE あるがままを誇ろう。」というテーマのもとで開催される、平成最後のプライドフェスティバルとなります。
 今年はすでに、例年にも増して大規模なイベントとなることが見込まれています。国内外の「278」もの企業・団体様が協賛しており(昨年は213)、プライドパレードのフロート申込み数も昨年の37を大幅に上回る「52」となり、パレード参加者数の予想も過去最高の1万人規模となる見込みです。そして会場となる代々木公園イベント広場内には「223」ものブースの出展が決まり(昨年は「190」)、イベント総動員数も昨年の約15万人を大きく超える見込みです。
 
TRP2019「Pride Festival」
日時:2019年4月28日(日)・29日(月祝)
会場:東京都渋谷区代々木公園イベント広場
参加料:無料 
主催:特定非営利活動法人 東京レインボープライド
後援:渋谷区

 「Pride Festival」のステージでは、今年の公式ソングも提供してくださったm-floのみなさんをはじめ、2日間にわたり、過去最高レベルの豪華ゲストがパフォーマンスを繰り広げます。まだタイムテーブルは出ていませんが、出演するゲストとして以下の方々が決定しています(五十音順、敬称略)
DAY1 4月28日(日)
☆m-flo
☆GAYSHA GALs
☆清貴
DAY2 4月29日(月祝)
☆青山テルマ
☆佐藤タイジ + 辻コースケ
☆さかいゆう
☆清水ミチコ
☆水曜日のカンパネラ
☆中村 中
☆八方不美人
☆星屑スキャット
☆RYUCHELL (りゅうちぇる)
 もちろん、こうしたゲストの方以外にも、「みんなでブラス!」があったり、シンポジウムがあったり、大使や来賓の方が挨拶したり、団体の紹介があったり、司会の方が盛り上げてくれたりすると思います。多様性に富んだカラフルなステージをぜひ、お楽しみください!







 そして、初日に実施されるプライドパレードも、ぜひ参加(または沿道で応援)しましょう。
 今年のパレードは、過去最多の52ものフロートが出走することが決定していて、日本で初めて、参加者が1万人を超えるのではないかと見られています。
 たくさんあるフロートの中から、ゲイ的に参加して楽しそうなものをいくつかピックアップしてご紹介します。()の数字はフロート番号(何番目に出発するかということ)です。
(9) 9monsters × G-BOT × AiSOTOPE LOUNGE
 あの9monstersとAiSOTOPE LOUNGEが昨年に続き、合同でフロートを出します(昨年は『バディ』も参加していましたが、なくなってしまい…今年は代わりにG-BOTというビデオメーカーが加わります)。「お祭り歌舞伎フロート」というコンセプトで、リル・グランビッチさんと4人のGOGOさんが乗ります。お祭り騒ぎで盛り上がりそう!
(15)プライドハウス東京 
 2020東京大会で設置される予定の「プライドハウス」をアピールするフロートです。八方不美人(エスムラルダ、ドリアン・ロロブリジーダ、ちあきホイみ)のみなさんとDJ MONDOさんが乗って、渋谷の街に愛と笑顔をお届けするそうです。
(17)EAGLE TOKYO
 週末ともなると路上に人が溢れてしまうくらい、ものすごい人気となっているゲイバー「EAGLE TOKYO」が、ついにフロートで初参加します。特にそういうふうには謳っていませんが、イメージビジュアルが児雷也さんですし、かつてG-menフロートで歩いていたようなGMPD系の方々が再びパレードに戻ってくるのでは…?と期待されます。
(22)クィア & セックスワーカー 
 昨年トリを飾り、GOGO系の方々がたくさん歩いていたのが印象的だった「Gay=クイア」のようなフロートだと思われます(ロゴのSWASHは、セックスワーカーの団体です)。ストーンウォール暴動で真っ先に立ち上がったのが黒人のドラァグクイーンやセックスワーカーだったという史実に敬意を表しつつ、ウリ専だったり、ビデオモデルだったり、グラビアモデルだったり、GOGO BOYだったりする方々がたくさん歩くと見込まれます。
(26)WE'RE ALREADY LIVING TOGETHER.
 LIVING TOGETHERフロートもゲイが多いフロートです。主催はエイズ予防財団ですが、aktaやぷれいす東京、LIVING TOGETHERのメッセージに賛同する方々がたくさん歩くと思われます。昨年度MR GAY JAPANのSHOGOさんがフロートに乗るのでは?という噂です。
(28)アマランス カーニバル ワゴン 
 2015年のパレードで、ひときわ華やかでゴージャスなフロートを出して盛り上げてくれた代官山の「アマランスラウンジ」さん。今年もマダムのアマランス・レジーヌさんをはじめ、豪華なドラァグクイーンの方が彩るフロートとなることでしょう。
 ちなみに、今年のトリを飾るのは、東京レインボープライドのフロートですが、なんと、阿波踊りの方々とコラボして「踊らにゃソンソン」状態で歩くそうです。お祭りって感じでイイですね!
 
 

 


TRP2019公式イベント他


 Pride Festival以外にも、二丁目や渋谷でクラブパーティが開催されたり、「PRIDE WEEK 10DAYS」の一環でトークイベントが行われたり、いろんな公式イベントが開催されます。 

【東京レインボープライド 主催イベント】
▼4月28日(日)20時〜29時
「PRIDE PARADE AFTER PARTY “PRIDE CARNIVAL”」
会場:AiSOTOPE LOUNGE(新宿2丁目)
料金:¥2000/1D
▼4月29日(月祝)18時〜22時
「PRIDE FESTIVAL AFTER PARTY」
会場:MAGNET by SHIBUYA109(渋谷)
料金:¥2000
DJ:TOMOYUKI TANAKA(FPM)
▼4月30日(火祝)13時〜17時
「Youth&Family Pride」
会場:MAGNET by SHIBUYA109(渋谷)
出演:りゅうちぇる、ぺえ
入場無料
▼4月30日(火祝)18時〜22時
「平成最終夜 RAINBOW ROOFTOP PARTY」
会場:MAGNET by SHIBUYA109(渋谷)
料金:¥3000
▼5月5日(日)15時〜17時
NYストーンウォール50年/東京25年記念『ニューヨーク、そして東京「PRIDE」をめぐって』
会場:EAGLE TOKYO BLUE(新宿2丁目)
出演:山縣真矢、北丸雄二、福島光生
入場無料 
▼5月5日(日)18時〜24時
「PRIDE WEEK CLOSING PARTY」
会場:EAGLE TOKYO BLUE(新宿2丁目)
入場無料

 上記のほかにも、4月27日(土)〜5月6日(日)の「Pride Week」期間中、TRP共催のシンポジウムなどもあります。ぜひ、こちらをご覧いただき、興味のあるイベントがあれば、ぜひ足を運んでみてください。
 


【昨年のレポート】
レポート:東京レインボープライド2018「Pride Festival」(1)会場の様子
レポート:東京レインボープライド2018「Pride Festival」(2)DAY1 ステージ
レポート:東京レインボープライド2018「Pride Festival」(3)パレード
レポート:東京レインボープライド2018「Pride Festival」(4)DAY2 ステージ

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