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ロシアの反同性愛法についてセレブたちが続々とコメントしています

 ロシアで同性愛者であることを表明したり肯定的な意見を述べたりするだけで処罰される反同性愛法が制定され、ゲイに対する暴力(ヘイトクライム)が相次いでいることに関し、各界のセレブたちが続々とコメントを発表しています。
 
 レディー・ガガは怒りをあらわにし、「ロシアのLGBTに勇気を送るわ。政府による弾圧なんて時代遅れ。権利を叫ぶティーンエイジャーには唐辛子スプレーをするの? 殴りつけるの? ねえ、母なるロシア?」とロシア政府を痛烈に批判しました。「ロシア政府は犯罪者よ。圧政は革命によって終わりを迎えるわ。ロシアのLGBTたち、あなたは独りじゃない。あなたたちの自由のためにわたしたちは戦うわ」

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 『ロード・オブ・ザ・リング』『X-MEN』で有名なオープンリー・ゲイの俳優、サー・イアン・マッケランは、「ロシアのゲイたちとの連帯」と書かれたプラカードを持った写真を公開し、ロシアのLGBTへの支援を表明しました。写真を撮ったMichael Petrelis(ゲイのブロガー、活動家)は、ブロードウェイで公演中のイアンを訪ね、ロシアのLGBTが置かれた状況について話したそうです。「そしてイアンは、増長する暴力に深い遺憾を表し、ロシアのLGBTたちへの連帯を表明したのです」

 映画『トーチソング・トリロジー』に主演したことで有名なオープンリー・ゲイの俳優、ハーヴェイ・ファイアスタインは、「この法案は、広くて曖昧なものだ。学校で生徒に同性愛は悪いことではないと教えた教師、同性愛は異常じゃないと子どもに語った親、同性愛を支援する言葉を述べた人は誰でもみな、逮捕されてしまいかねない」と語り、LGBTに立ち上がるよう促しました。「多くの人々は『自分には何もできない』と言う。そんなことはない。何だってできる。すぐに結果を得る必要はないんだ」

 映画『ミルク』でアカデミー賞に輝いた脚本家でオープンリー・ゲイのダスティン・ランス・ブラックは、「ハリウッドはロシアの反同性愛法と闘わなくてはならない。事実上、ハリウッドの映画産業以上に大きな影響を与えられるものは他にない。映画こそがロシアにぼくらの声を届けられるし、その影響力こそがこの闇の日々を終わらせることに役立つと思う」と語りました。

 北京五輪で金メダルを獲得したオープンリー・ゲイの飛込競技選手、マシュー・ミッチャムは、「本当に悲しいよ。ロシアでのゲイの迫害は本当に恐ろしい」「オリンピックはアスリートにとって本当に素晴らしい経験。その素晴らしい経験や思い出が、この法案によって損なわれてしまう。彼らは(同性愛者を)受け入れないだろうし、不適切だと見なすだろう。本当にひどいことだよ」と語りました。

 ドラマ『スタートレック』に出演していたオープンリー・ゲイの俳優、ジョージ・タケイは、「オリンピック出場を棄権することは、何年もオリンピックめざしてがんばってきた選手たちにとって本当に痛ましいこと。そして、ロシアのウォッカをボイコットするのは、必要な変化のためにはそれほど効果がないと思う」と語り、冬季オリンピックの開催地をソチからバンクーバーへ移すよう求める嘆願書にサインしました。

 オープンリー・ゲイのフィギュアスケート選手、ジョニー・ウィアは、自分がどんなにロシアを愛しているかを語ったうえで、このように綴りました。
「僕はこの先、一生ロシアに行くためのビザを発行してもらえないかもしれないという事実、僕が愛してやまないロシアに子どもたちを連れていくという夢が叶わないかもしれないという事実、そしてもちろん、僕が公の場で恥ずかしめを受け、暴行され、逮捕され、刑罰を受け、国外追放されうるという事実。この法案のせいで、僕は2月のソチオリンピックに安全に参加することができないかもしれない、そして僕の友人で敬愛するエフゲニー・プルシェンコが開催するツアーにも参加できないかしれない。僕のたくさんのロシアの友人の子どもたちにも二度と会うことができないかもしれない、そしてロシアで二度と仕事ができないかもしれない。ずっと応援してくれたロシアの素晴らしいファンのことを考えると…彼らの前で二度とパフォーマンスを見せることができないかと思うと、僕の心は砕け散りそうだ。そして、僕と同じように生まれついた(生まれた国が違うだけの)同志たちのことが、本当に心配だ。
 心は痛むけど、僕はロシアに行くことをあきらめたくない。再びロシアのファンたちの前でパフォーマンスできるよう、闘うつもりだ。ロシアの政府に、ゲイコミュニティがどんなに強いか、示そうと思う。誇りをもってロシアに行こう――神様もきっと、僕が何とかすべりこめるようにしてくれるはずだ――顔を高く上げて。もし逮捕するというなら、僕はこういう人間だっていう誇りをもって逮捕されよう。決してひるまず、兄弟と呼べる美しい人たちのコミュニティのために強くなろう。ロシア政府のためじゃなく、愛するロシアの地のために、強くなろう。
 差別とは、無知な人々の目の背後で起こる何かだ。憎悪とは、他者によって教えられるものだ。人生は生きるに値する贈り物だ、どんなに大変でも。いつか、ロシアの仲間たちが解放される日が来るように祈ろうと思う」

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