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サム・スミスの新しい恋人は俳優のブランドン・フリン

2017年10月17日

 今年9月に約2年ぶりとなるシングル「Too Good at Goodbyes」をリリースし、本格的に音楽活動を再開したサム・スミスが、『Daily Star』の取材に対し、Netflixの人気ドラマ『13の理由』に出演した俳優のブランドン・フリンと交際していることを認めました。

 セレーナ・ゴメスが製作総指揮を務め、世界中で旋風を巻き起こした人気ドラマ『13の理由』にジャスティン役として出演したブランドン・フリンは、以前、『13の理由』で共演しているマイルズ・ヘイザーとともにゲイへの理解を求めるショートフィルム「Home Movies」に出演し、二人がキスするシーンもあったほか、聖書を掲げながら互いの頬にキスしあうプライベート写真が流出するなどして、二人がつきあっているのではないか(二人ともゲイなのではないか)と話題になっていました。(「13の理由」交際ウワサの2人はやっぱり付き合ってる!? キスする映像が話題に[動画あり]

 そんなブランドンが正式にカムアウトしたのは最近のことだそう。

 9月からオーストラリアで同性婚の賛否を問う郵便投票が始まりましたが、同性婚反対派がシドニー上空に飛行機で「NO」と文字を書いたそうで、ブランドンは「シドニーの空に『NO』と書いてあるのを見た。君たちがサポートしないことを表明するために、お金を集め飛行機を雇ってくれてありがとう。君たちの憎悪や理解の欠如が、空に描かれた『NO』と同じように消えてなくなることを祈っている」とInstagramに投稿。さらに、「あまりにも多くの友が、教会や国によって自分の家から追い出され、カミングアウトできない状況に追いやられ、打ちのめされ、殺され、嘲笑され、施設に閉じ込められてきた。僕たちが同性婚に賛成票を投じると、憎悪を表現できなくなるのを恐れているんだ。そんなのふざけている。僕たちはあらゆる社会的なスティグマ※のせいで、これまでずっと恐怖を感じてきた。そのスティグマとはシドニーの空に飛行機を飛ばしたのと同じ人々によって作られたものなんだ」「僕たちは闘ってきた。僕たちは恐れつつも勇敢に意見を表明してきた。そして君たちは恐れているから空にメッセージを書いた。平等には勇気が必要だ。正しいことのために立ち上がる勇気を持っていない人がこの世界にはたくさんいる。僕にはそれが心配だ」と投稿しました。

※スティグマ…社会学者のアーヴィング・ゴフマンが1960年代に提唱した概念で、社会的不名誉、汚名、負の烙印といった意味。社会的マイノリティにとって、スティグマがどのような相互作用(コミュニケーション)で生み出され、内面化されるかといったことや、スティグマから解放される可能性などについて論じ、公民権運動の理論的支柱になりました。ゲイやHIV陽性者なども(メディアや周囲から侮辱を受け続けることで)スティグマを負っていると言えます。



 最近、サムとブランドンの二人がデートしている姿が様々なところで目撃されており、キスする写真なども報道されていました。

 そうしたこともあり、ブランドンがカムアウトした後、サムは『Daily Star』のインタビューに対し、「うん(つきあっているよ)。今僕はすっごく幸せだよ。でも、プライベートなことはプライベートなままそっとしておきたいんだよね」と語り、交際を認めました。
 ちなみにサムの激ヤセの理由は、「他の男の人たちと自分を比較してどうこうっていう問題じゃなかったんだ。鏡に映る自分の姿が単に気に食わなかった、それでまずはそこを解決しようと努力した。今は自分のことが好きになれたよ」とのことでした。
 ともあれ、サムが幸せそうで何よりです。素敵なカップルに幸あれ!


カミングアウトしたばかりのブランドン・フリン、サム・スミスとキス!(ELLE ONLINE)
http://www.elle.co.jp/culture/celebgossip/brandon-flynn17_1005

サム・スミス、ブランドン・フリンとの交際を正式に認める!(MTV)
http://www.mtvjapan.com/news/celebrity/29788

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