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LGBT法連合会が衆院選候補者および各党に政策アンケートを実施、調査結果が掲載されました

2017年10月19日

 先日の記事で、政党・候補者へのアンケートを行っているLGBTの団体やサイトは今のところ見当たりませんとお伝えしてしまいましたが、LGBT法連合会が賛同団体の協力を得て政党・候補者へのアンケートを実施してくださり、調査結果が下記に掲載されました(これからも投票前日まで、政党・候補者の回答は順次追加されていくそうです)。1000人近い候補者に調査依頼…本当に大変だったと思います。尽力に頭が下がります。


◎政党調査結果
http://lgbtetc.jp/news/773/

<質問>
問1 LGBTに関する課題全般に人権問題として政府が取り組んでいくことをどう思うか
問2 SOGIにかんする人権を保障する法制度の制定について
問3 LGBTの権利確保に関する各政策について A教育、B就労、C医療、D行政、E民間、F政府
問4 同性カップルのパートナーシップ制度、同性婚について
問5 性同一性障害特例法の見直しについて

各党(回答が来ている政党)の回答がインフグラフィックで表されていて、見やすいです。


◎候補者調査結果
http://lgbtetc.jp/news/753/

<質問>
問1 個人の選挙公約に、何らかのLGBT支援・権利確保政策は含まれているか
問2 個人としての、LGBT当事者への接し方について。ご家族や友人からカミングアウトされたら、どうなさいますか?
問3 LGBT支援政策の下記の①-⑦の課題各々に関して、法制度や行政がどのように対応すべきか
① 性的指向・性自認と、LGBT当事者の直面する困難について、広く社会に教育・啓発を行う
② 学校教育において、多様な性を学習する事を通じて、LGBTへのいじめ・差別を防止する
③ 国・自治体の各レベルで、LGBT(性的指向・性自認に係る)の困難解消に向けた、基本計画を策定し実施する
④ 学校・職場における、LGBTへのいじめ・ハラスメントの防止体制を確立する
⑤ 困難を抱くLGBTに対する、相談・支援の仕組みを、学校・職場等に整備する
⑥ LGBTに対する(性的指向・性自認に係る)、差別や不利益取扱いを防止・禁止する法律やルールを制定する
⑦ 施設・職場・学校等にて、LGBTに配慮した、サービスや施設面の対応を推進する
問4 同性カップルのパートナーシップ制度、同性婚について
問5 貴殿が当選した暁には、様々な困難に直面するLGBT当事者を支援する為、ひとりの国会議員としてどのような事が出来るとお考えでしょうか? ご自由にお書き下さい。

各候補者の回答がPDF化され、そのまま見ることができます。


 候補者の回答はまだそれほど多くはありませんが、各政党の考え方は十分把握できると思います。
 こちらも参考にしていただき、10月22日(日)はぜひ、投票所へ。当日は台風の影響もあるかもしれませんので、期日前投票しておくのもよいと思います。毎日20時まで受け付けています。

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