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『弟の夫』ドラマ化が大反響、マイク役に把瑠都を起用したことも好評

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 12月5日、田亀源五郎さんの『弟の夫』のドラマ化のニュースが報じられるや、大きな話題を呼びました。
 
 『弟の夫』は2014年9月から『月刊アクション』で連載がスタートし、翌年5月には単行本が発売され、今年7月に完結巻である第4巻が発売されました(この名作の意義について、いろんな方が熱く語っていらっしゃいます。例えばこちら
 第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、また、第44回アングレーム国際漫画祭(漫画界のカンヌとも言われる欧州最大のコミックアワード)で最優秀漫画賞にノミネートされ、『リベラシオン』紙は「フランス全土の学校図書館に置きたい良書」と絶賛するなど、国内でも海外でも高く評価されています。

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 そんな『弟の夫』の実写版ドラマが2018年3月、NHK BSプレミアムで3回にわたって放送されること、弥一役を佐藤隆太さんが、マイク役を元大関の把瑠都さん(写真右)が務めることがアナウンスされるや、大騒ぎになりました(一時はYahoo!検索の「話題」ランキングで羽生さんの永世七冠と把瑠都さんが並びました)。TwitterのTLが把瑠都だらけになった方も少なくないことと思います。「把瑠都はヒゲ生やすのか?」「生やすそうだ」「それは素晴らしい」「ありがとうというしかない」「把瑠都って演技できるの?」「『グリーンマイル』という舞台に出演し、好評を得ています」「オフィス北野所属って知らなかった」などなど。ノンケさんからも「期待しかない」「今どきのフジより野心的だ」「地上波でやるべき」「日本捨てたもんじゃねえ」といった熱いコメントが多数、上がっていました。
 iBookstore有料ランキング24時間で『弟の夫』第1巻が圏外⇒41位に急浮上したり、Amazonで単行本が1〜2ヵ月の入荷待ちになったり、原作が再び売れはじめるという現象も起こっています。
 ゲイアーティストが生み出した作品がキッカケで、メインストリームのゲイの方にも、意識の高いLGBTの方にも、世間一般にも、こんなに熱く支持される現象ってかつてあっただろうか?と思い、胸が熱くなります。 
 
 そして、発表後、把瑠都さんが自身のTwitterに「たいけい だけでなく マイク に なりきれるよう ガンバルトです。」と投稿し、大量の「いいね」がつき、フォロワーも急増していることも素晴らしいと思います(欧州出身の方とはいえ、元大関がゲイの役を演じるってスゴいこと。画期的ですよね。拍手!)
 
 田亀さんは、こうコメントしています。
「『弟の夫』を描きながら、私はこれを、できるだけ多くの人に読んで欲しいと思っていました。ここ数年の間、世界の様々な国で同性婚が合法化されました。いつか日本でも議論されるかも知れない。そのときに、ゲイや同性婚について何も知らないまま、是非を語って欲しくない。先入観であれこれ言うのではなく、まず知って、そして一人一人に考えて欲しい。ですから、ドラマ化のお話は大歓迎でした。テレビという媒体を通して、また新たに一人でも多くの方に、この物語が届きますように。そして私にとって、自分のマンガが実写化されるのは初めての体験。どんなドラマになるのか、原作者というよりファンみたいな気分で、今からワクワクしています」

 なお、田亀さんが『弟の夫』であえて描かなかったこと、とか、ラストシーンなどいろんな場面の意図、などについて詳しく語った本『ゲイ・カルチャーの未来へ』が現在、発売中です。近々、レビューをお届けします。

 

プレミアムドラマ「弟の夫」
放送予定
BSプレミアム:2018年3月4日(日)より毎週日曜22:00~(全3回)

スタッフ
原作:田亀源五郎「弟の夫」
脚本:戸田幸宏
制作統括:出水有三(NHK)、須崎岳(NHKエンタープライズ)、大谷直哉(ザロック)
演出:吉田照幸、戸田幸宏(どちらもNHKエンタープライズ)

キャスト
弥一:佐藤隆太
マイク:把瑠都
夏樹:中村ゆり
夏菜:根本真陽
ほか


「弟の夫」佐藤隆太&把瑠都でドラマ化、LGBTテーマに描かれる家族の物語(Yahoo!ニュース/コミックナタリー)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171205-00000054-nataliec-ent

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