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80年代NYでヴォーグに生きるクィアな若者たちを描いたドラマ『POSE』が、ついに放送決定!


 『glee/グリー』のライアン・マーフィが手がけたドラマで、80年代ニューヨークのボールルームを舞台に、ゲイ、トランス、クィアな若者たちの群像を描き、かつてなかったくらいたくさんのトランスジェンダー俳優を起用したことでも話題を呼んだドラマ『POSE(ポーズ)』が、ついに、日本で放送されることになりました。
 
 ボール(舞踏会)とは、『パリ、夜は眠らない』や『サタデーナイト・チャーチ』でフィーチャーされた、黒人のクィアたちがヴォーグをはじめとするダンスやウォーキングの技を競う「ドラァグ・ボール」のことです。このドラマ『POSE』は、80年代ニューヨークのきらびやかなボール・カルチャーを通して、当時のクィアコミュニティを描き出した話題作です。母親代わりの「マザー」の元に集まり、「ハウス」と呼ばれるグループで共同生活を送るクィアな若者たち。彼らは毎週のようにクラブに集まり、ファッションやダンスを競うボール(舞踏会)に参加し、最もゴージャスでクールなウォークだと認められ、勝利することを夢見ています。そんなボール・カルチャーを軸に、プライドと純愛、そして夢を追いかけるクィアな若者たちの姿を描きます。

 ドラマ『glee/グリー』を手がけて一躍テレビドラマ界の成功者となり、ゲイであることをカミングアウトし、その後も『アメリカン・ホラー・ストーリー』などを大ヒットさせてきたライアン・マーフィ監督が、昨年、世に送り出した作品です。
 ライアン・マーフィーは、本作を「本当の自分を探し、その機会を作り上げていく様子を描いた番組」と表現。また、「ストレート男性がトランスジェンダー役を演じる時代はもう終わり。ハリウッドで働きたいと思いながらもなかなかチャンスを得られない人々に、より多くの機会を提供する時期だ」と語り、全米で半年間にもわたる大規模なオーディションを実施し、スクリプテッド・ドラマ(台本のあるドラマ)としてはハリウッド史上最大となる総勢50名もの(有色人種だったりする)トランスジェンダー俳優が起用されています。ドラマでは、そんな俳優陣が実生活で実際に感じている生きづらさや苦悩などのトゥルー・ストーリーも脚本に取り入れながら、当時のクィア・コミュニティのリアリティを描き出すことに成功しています。
  
 ストーリーとしては、予期せぬ恋に落ちたり、挫折を味わいながらも夢を追い求めたり、病気や死に直面したり、夢や愛、家族といった普遍的なテーマが描かれています。波乱万丈な恋愛模様やライバルとの確執など、スリリングな要素も散りばめられています。
 さらに、ボールでのきらびやかな衣装はもちろん、景気がよく勢いのあった80年代の世相を反映したファッション、そして息を呑むようなダンス・シーンなども、見どころです。ホイットニー・ヒューストン、ダイアナ・ロス、マドンナなど、当時のヒット曲とともに楽しみましょう。
 
「ハウス・オブ・エヴァンジェリスタ」のマザーであるブランカ(このドラマの主役)を演じるのは、『サタデーナイト・チャーチ』でエボニーを演じたMJ・ロドリゲス、そして、「ハウス・オブ・エヴァンジェリスタ」のエンジェル役が、同じく『サタデーナイト・チャーチ』でディジョンを演じたインディア・ムーアだったりします。そして、ボールで競い合う若者たちの父親的存在であるプレイ・テルの役を演じるのが、先日のアカデミー賞のレッドカーペットで最も注目を集めたビリー・ポーター(2013年、ミュージカル『キンキーブーツ』でトニー賞最優秀ミュージカル主演男優賞を受賞)です。とても才能がありながら、黒人のクィアであるがゆえに、これまでテレビに登場することがなかった俳優たちです。  
 
 そんなドラマ『POSE』が、2019年5月13日(月)23時~FOX チャンネルで日本最速放送されることになりました。待ち望んだ『POSE』の日本での放送がついに実現する日が来ました。楽しみに待ちましょう。 


ドラマ『POSE』
2018年/アメリカ/製作総指揮:ライアン・マーフィ/出演:エヴァン・ピーターズ、ケイト・マーラ、ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークほか

FOXチャンネル
2019年5月13日(月)23時〜日本最速放送
毎週月曜 23時~ほか


NYのLBGTQコミュニティを映し出す話題作『POSE』5月13日放送(exciteニュース/フロントロウ)
https://www.excite.co.jp/news/article/Frontrow_17258273/

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