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9月20日(祝)、新得町の映画祭でレインボーDAY開催
3連休を利用して札幌に行かれる方も多いと思いますが、パレードの翌日、少し市内観光を楽しんでから帰るというお決まりのコースのほかにもう1つ、素敵な選択肢が現れました。札幌から2時間弱の場所にある新得町で、セクシュアルマイノリティ映画の上映会が開催されることになったのです。

9月19日(日)はいよいよ第14回レインボーマーチ札幌。3連休を利用して道外から札幌に行かれる方も多いことと思います。例年、パレードの翌日は特にパレード関連イベントは予定されていないため、最終日は、ちょっと遠出して旭山動物園を楽しんで帰るか、市内観光を楽しんで帰る(それかまっすぐに帰る)というのがお決まりのコースになっていました。が、今年初めて、札幌から2時間弱の新得町の映画祭でセクシュアルマイノリティ映画の上映会が開催されることになりました。お時間がある方はぜひ、お出かけください。(後藤純一)
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新得町では1996年から(札幌のパレードと同じです)「Shintoku空想の森映画祭」が開催されてきました。初期の頃は「自然、衣・食・住」がテーマでしたが、最近は、戦争や戦争によって生じた事象を取り上げたドキュメンタリー映画が多く上映されるようになってきたそうです。
そんな「Shintoku空想の森映画祭」は今年、マイノリティをテーマに据えました。そして、3日間の開催期間のうち、最終日をまる1日「セクシュアリティDAY(レインボーDAY)」と定め、セクシュアルマイノリティの映画ばかりを上映するというから、スゴい! 上映作品はゲイカップルのドキュメンタリー『一緒ネ!』、ゲイ映画の古典『苺とチョコレート』、関西レインボーパレードの記録『しみじみと歩いてる』、人気のレズビアンコミック『プリカちゃん」の映画版という、僕らにもなじみのある4本。
また、この映画祭のサイトには「Rainbowday Blog」というスタッフ・ブログがあり、なぜレインボーDAYが開催されるに至ったのか、スタッフのmamuさんという方が自身の思いを綴っています。mamuさんは男性も女性も好きな方ですが、十勝では周りにそのことを打ち明けることもできませんでした。8年前、札幌に引っ越し、レインボーマーチ札幌に出会ったとき、初めて「仲間がいる」「肯定されている」と感じることができました。しかし、再び十勝に戻り、セクシュアルマイノリティの友人たちとも離れてしまうと、同性に恋する気持ちを再び封印してしまいました。が、インターネットで、かつての仲間たちがblogを書いているのを見つけて「休眠していた部分」が目を開けるようになり、4年前にまたパレードに参加して「レインボーマーチは性と生の肯定のお祭りなのだ」と強く感動したんだそうです。この続きはまたBlogにアップされる予定です。
この「Shintoku空想の森映画祭」のレインボーDAYは、札幌のパレードの翌日にあたり、3連休を札幌で楽しむために道外から来られた方などもがんばって参加できるような日程になっています。レインボーマーチのガイドブックにも広告を載せ、mamuさんが札幌のバーにポスターを配り、というように、札幌のゲイコミュニティとしっかり連携をとっているところも素晴らしいと思います。
3連休に札幌へお出かけする方、最終日は北海道随一の美しい森の町で、レインボーな映画を楽しんでみてはいかがでしょうか?
第15回 Shintoku空想の森映画祭
日程:2010年9月18日(土)~20日(祝)
会場:北海道新得町新内(にいない)ホール
料金:1日券 前売1,000円 当日1,500円
9月20日「レインボーDAY」プログラム
10:00~12:00

『一緒ネ!』(ドキュメンタリー)
監督:名執たいすけ/2006年/42分/カラー
あるゲイのカップル、ふたりは東京都内での様々な選挙の立候補者にゲイに対する意識調査のアンケートを行っています。たったふたりだけの団体、東京メトロポリタンゲイフォーラム(TMGF)。そんなふたりの活動と日常に寄り添ったドキュメンタリー。
13:00~15:20

『苺とチョコレート』
監督:トマス・グティエレス・アレア、ファン・カルロス・タピオ/1993年/110分/カラー
自由と芸術を愛するアーティスト、ディエゴと共産主義で生真面目な青年ダビド。主義も性格も正反対の二人が偶然アイスクリーム・パーラーで出会った…。共産主義・二人の感情・時代背景などが複雑に交錯し物語は進行する。
15:50~17:50

『しみじみと歩いてる』
監督:島田暁/2010年/90分/カラー
2006年、大阪で関西レインボーパレードが開催されて以降、性的少数者とその友人たちが、それぞれの思いを胸に毎年たくさん歩き続けています。4年間パレードを記録しながら出会った人の人生に、少しだけ同伴しながら創った映画です。
18:20~18:52

『プリカちゃん』
監督:天宮沙江/2006年/32分/カラー
人気のレズビアンコミック『プリカちゃん』の映画版! プリカちゃんが、笑ったり、マリちゃんと楽しく(?)セックスしたり、そしてやっぱりグチャグチャに悩んだり…マンガとはまた違うプリカちゃんの世界を楽しむことができるハズ!
INDEX
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- レポート:「CHOICE」vol.2
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- レポート:Tokyo Pride 2025(4)2日目のステージ
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- レポート:Tokyo Pride 2025(1)広場のにぎわい
- 特集:プライド月間の企業の取組み
- レポート:神戸レインボーフェスタ2025(2)
- レポート:神戸レインボーフェスタ2025(1)
- 特集:2025年6月の映画・ドラマ
- 特集:第32回レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜
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