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レポート:三重レインボープライド in 津まつり大パレード2022

10月9日(日)に開催された「三重レインボープライド in 津まつり大パレード2022」の模様をレポートします。

レポート:三重レインボープライド in 津まつり大パレード2022

 三重レインボープライドは2016年から「みえレインボーフェスタ」として県内各地で開催されてきましたが、2017年からは「津まつり」という地元のお祭りの大パレードに一つのフロートとして参加するかたちでパレードも行なわれてきました。2020年以降はコロナ禍の影響で中止やオンライン開催となったため、リアルにパレードが開催されたのは3年ぶりとなりました。

 10月8日(土)は大阪の扇町公園で「レインボーフェスタ!2022」(1日目)が開催され、大きな盛り上がりを見せ、2日目の9日(日)には(あいにくの雨模様だったそうですが)パレードも開催されました。
 同じ9日(日)、三重県の県庁所在地・津市で「津まつり」の大パレードが開催され、三重レインボープライドのパレードもその中で行なわれました(なので、日程が重なってしまうことに…仕方ないですよね)
 私は9日朝、難波から近鉄特急「ひのとり」で津に向かいました。以前参加したことのある友人から、津駅からだと集合場所の市役所へのアクセスが良くないと聞き、津新町から歩いて向かいました。たぶん12時に集合して少し待機して、出発は12時半とか1時頃じゃないかなと思っていたのですが、すでにみなさんパレード出発のスタンバイをしていました(前のフロートが結構どんどん進んで行き、予想よりも出発が早まったそうです)





 クラブミュージックなどパレードのアンセムを流すトラックに先導され、大きなレインボーフラッグを持った参加者のみなさんが、ゆっくりと市内中心部を行進しました。このレインボーフラッグのレインボーの色は、少しくすんだような色味になっていますが、三重に由来する和テイストのカラーリングになっているんだそうです。

 沿道のアーケードの商店街(たぶん津市随一の繁華街)では、大勢の市民のみなさんが見ていました。なかには手を振ってくださる方もいらしたのですが、怪訝そうな顔で見ている方たちも少なくありませんでした(そういう意味では、まだまだパレードを続ける意味がありますよね)

 最初は大丈夫だったのですが、歩いている最中にポツポツと雨が降ってきてしまい、なんとか天気がもってほしいなぁと思っていたら、本降りになる前にパレードが無事に終了。よかったです。





 歩き終えたあと、みんなで集合写真を撮りました。
 なんと、パレード参加者のみなさんへ、ということでみかんや飲み物の差し入れがあり、あったかいなぁと思いました(飲み物は地元のゲイバーのマスターさんからでした。優しいですね)



 聞くと、今回が過去最多の参加者だったそうです。
 みなさんが持ってらした大きなレインボーフラッグは、本当は30mの長さがあるのですが、今はまだ歩く方が少ないので、半分に折って使っているんだそう。「いつか30mでパレードできたら」と主催の山口颯一さんは語っていました。
 来年はみなさんぜひ!

(取材・文:後藤純一)


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