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レポート:RELEASE
2025年7月26日(土)、AiSOTOPE LOUNGEで開催された「RELEASE」。いろんな意味で斬新で楽しい「新宿2丁目新感覚クラブフェス」でした。レポートをお届けします

昨年、サマーブラストに参加してArty Fartyで開催されていた「RELEASE」に行ったのですが、KPOPだろうとガガだろうとアガる曲はオールジャンルで自由にかけるしお客さんも自由に盛り上がる感じで、クラブらしく「音を楽しめる」ことを重視したパーティでありつつ、「新宿2丁目新感覚クラブフェス」と謳われているだけあって、オリジナルグッズのバンダナを巻いてる人がたくさんいたり、ステージの後ろの鏡を全面スクリーンにしてVJの映像をプロジェクションしたり、若い感性が光るオシャレイベントでしたし、クイーンさんのショーとかも歓声がスゴかった印象です。そんな「RELEASE」のオーガナイザーのDJ 4$KI(ヨシキ)さん(6月の「CHOICE」でも大活躍でした)にお誘いいただいて、今回の7月26日の「RELEASE」におじゃましました。レポートをお届けします。
(取材・文・写真:Junchan)
まずスゴいと思ったのは、アイソがふだんのアイソと違っていて、ちがくする工夫や演出がいろいろ見られたことです。ふだん閉められてるサブフロアのカーテンが全開で中の様子がまる見えになっていたり(韓国式プリクラの機械が置いてあって写真撮影してました)、ふだん受付カウンターがあるところにソファが置かれてたり、メインフロアのステージが、お立ち台を使って右側の壁に沿って後ろのVJブース(※この日はDJブースはステージ上にあって、ふだんDJブースになっているところはVJさんが使用してたので、今だけVJブースと言います)の前まで延長されてフロアをぐるっと取り囲むかたちになってたり。こんなアイソ見たことない!と思いました。めっちゃ新感覚!
今回の「RELEASE」は、大阪のJACK IN THE BOXで開催されてきたファッショナブルなパーティ「ESPOIR(エスポワール)」とコラボし(ちなみに「ESPOIR」はフランス語で希望という意味。素敵な言葉ですよね)、大阪のクイーンさんやDJさんが来られてました。フロアでも大阪の長身のクイーンさん(すごく大きいので目立ちます。雄大と書いてゆうたさん)の存在感が際立ってました。私が着いたときはDJはTAMA TETさんで、先週のサマブラで最後に聴いたのがTAMA TETさんのDJだったので、なんかつながってる!って勝手に思いました。
お酒を飲んだり、アロムさんとかひさしぶりのお友達とお話したりしているうちに、ショータイムが始まりました。
前方のスクリーンに「これからショータイムです。みなさん、フロアに座らずに、どうぞ立ったままでお楽しみください」とのアナウンスが映し出され、通常のゲイイベントではショーのときに「後ろの人たちにも見えるように前から座る」がルールになっているだけに、斬新でした。しかし、ショーが始まると、すぐにその意味がわかりました。前方のステージでダンスをしていた方たちはすぐにランウェイを歩いて右の壁のほうに移動し、ひとしきりダンスを見せて、やがてVJブースのほうに移動してフロアの後ろのほうにいた方にアピールし、かと思うと、VJブースに控えていた2番目のチームの人たちが登場し、という感じで、次々に、場所を移動しながら、キャストも交代しながらショーを見せていくのです(SHOW TIME “Roulette”というネーミングだそう)。しかも、クイーン、GOGO、ダンサーが混ざり合ってのショーで、通常のクイーンがセンターで男の子はバックダンサーという定石ではない三者が対等に目立つショーになっていたのが新鮮。音楽もENVii GABRIELLAの「ドンチー」だったり超クラシックなゲイアンセム「GOT TO BE REAL」だったり、オールジャンルでゲイ受けする曲のヒットパレードみたいな感じで、斬新だし、めっちゃ楽しかった!です(TPのフィナーレのDQショータイムのトップバッターのみなさんはここからだったんですね〜)



さらに新鮮だったのは、ショーが終わるとMCで「みなさんメインステージ以外はお立ち台に自由に上がっていいですよ」とアナウンスされて、いやいや、そうは言ってもふつう遠慮するでしょ、と思ったら、みなさんイエーイ!ってどんどん次々お立ち台に上がって踊るわ写真撮るわで、まるでバンコクのDJステーションみたいな…ややカルチャーショックでした。新しい時代の風を感じました。

12時からは「ESPOIR」タイムということで、雄大と書いてゆうたさん、OZさん、そしてオーガナイザーのDaDaさんがショーを披露(プラス「RELEASE」のキャストのみなさんのファッションショー)が繰り広げられました。大阪にこんなオシャレなパーティがあったんや…って感銘を受ける、素晴らしいショーでした(DaDaさんってどことなく最盛期の明菜様を彷彿させる趣がありますよね。美しいです)



1:45からは(言わずと知れた『ボーイフレンド』出演の)USAKさんのスペシャルショー。ダンサーたちを従えて、カッコよくセクシーなショーを披露しました(ちなみに、たぶんここじゃないと見られないと思うのですが、「ESPOIR」タイムのときのUSAKさん、ずいぶんと思い切ったフェミニンな装いで登場し、フロアを沸かせてました)


2:50からはSHOW TIME “Roulette”の2回目。この回はフロアに座るかたちになり、みなさんショーがよく見えたと思います。




ショータイムの合間も、クイーンさんたちが次々に衣装を替えて登場し、フロアを盛り上げてました(ステージではほぼずっと誰かしら出てる感じ)。そしてお客さんも気前よくチップをあげていたのが素敵でした。こんなにクイーンさんがチップをもらえるイベントってなかなかないんじゃないかと(ほとんどのゲイイベントではGOGOさんにばかりチップが渡ってクイーンさんが「私にもください!」と訴えたりするのですが…「RELEASE」は女性客や外国人の方も多いからでしょうね)
あと、DJさんが実によきです。みなさん盛り上げ上手。アッパーなアガる曲を熟知したうえでうまくつないでるなぁと思いました。それに合わせてVJさんも絶妙な映像を載せたり(ネコパンチが繰り返させるシークエンスが好きでした)

そんなわけで、いろんな意味で斬新で楽しい「新宿2丁目新感覚クラブフェス」を十二分に堪能しました。
お客さんを喜ばせようという、いい意味での「企み」が満載で、実に楽しい、素晴らしいパーティでした。
みなさんも次回ぜひ、遊びに行ってみてください。
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