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レポート:金沢プライドウィーク2022(2)素晴らしかったパレード

9月16日〜19日、4日間にわたって開催された金沢プライドウィーク2022のレポートをお届けします。第2弾は18日に開催された金沢プライドパレードの模様です。加賀友禅とドラァグクィーンがコラボしたり(しかも黒留袖)、パレード中に虹が出たり、いろんな奇跡が起こった、素晴らしいパレードでした。

レポート:金沢プライドウィーク2022(2)素晴らしかったパレード

昨年、北陸初のプライドイベントとして金沢プライドウィークが開催され、(コロナ禍の影響で日程変更を余儀なくされたにもかかわらず)初回にして大成功を収めました(レポートはこちらこちら)。今年も9月16日(金)〜19日(月祝)の4日間にわたって金沢プライドウィーク2022が開催されました。2回目となる今回は、金沢が誇る伝統文化の数々とコラボし、昨年を上回る大勢の方々がパレードを歩き、ドラァグクイーンと行く観光ツアーなども行なわれ、実に楽しく、充実した、素晴らしい4日間となりました。レポートの第2弾として、18日(日)に開催された金沢プライドパレードの模様をお届けします。加賀友禅とドラァグクィーンがコラボしたり(しかも黒留袖)、パレード中に虹が出たり、いろんな奇跡が起こった、素晴らしいパレードでした。


プライドブランチ
 
 9月18日(日)、一時は雨が降る予報も出ていて、傘買わなきゃいけないかな…と思ってたのですが、当日は見事に晴れて、真夏かと思うくらいの暑さになりました(金沢のみなさんの日頃の行ないがよすぎるんだと思います)
 
 昨年に続き、しいのき迎賓館1Fにあるフレンチレストラン「Café&Brasserieポール・ボキューズ」で美味しい料理をいただきながらプライドを祝うイベント「プライドブランチ」が開催されました。
 料理が美味しいのはもちろん、シェフの方や共同代表のお二人からのご挨拶もあり、セレブ感も味わえて、とても気持ちよく過ごすことができました。






 


パレード(1)出展ブース

 金沢プライドパレード、昨年は「いしかわ四高記念公園」が集合場所だったのですが、今年はしいのき迎賓館横の「しいのき緑地」が会場でした。トイレや喫煙場所にもすぐ行けるし、キャストのみなさんも着替えてすぐに降りてこれるし、何かと便利な会場です。ここ以外には考えられない感じです(ちなみにこの会場を予約できる日程が9月18日だけだったので、札幌のパレードと重なることになってしまったんだそう。こればっかりは仕方ないですよね…)
 
 ステージに先立ち、企業や団体のブースは10:00にオープンしました。昨年はほとんどなかった企業のブースも増えて(しかも金沢市民なら誰でも知っている由緒ある和菓子屋の「森八」さんなども参加)、多彩でにぎやかでした。













パレード(2)ステージイベント

 10:30にはステージにMCの小島慶子さん&ブルボンヌさんが登場し、北陸出身アーティストのKENJIさん、八方不美人のエスムラルダ&ちあきホイみさん、北陸出身アーティストのBLUE AREAさん、そして天道清貴さんがライブが披露しました。
 そして今回、箏の明日佳さんの演奏のときに(それだけでも素晴らしい演奏でしたが)、黒留袖のファッションショーが始まり、若岡和奏のミス加賀友禅だったりする3名の女性に続き、ちあきホイみさん、エスムラルダさん、そして阿武虎さんという3名のドラァグクイーンが女性と同じような立ち居振る舞いでショーを行ない、伝統文化とゲイカルチャーのコラボという点でも感動的でしたし、素晴らしくゲイテイストでもあり(黒留袖にアガるのってゲイならではじゃないかと思います)、素晴らしかったです。金沢だからこその企画。2年目でこれを実現したこと、本当にスゴいです。拍手。
 ゲストのロバート キャンベルさんは、伝統文化とLGBTQの掛け合わせをたいそう褒めていらっしゃいました。
 金沢市長の村山卓氏、石川県知事の馳浩氏、金沢大学副学長兼ダイバーシティ推進機構副機構長の志村恵氏、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット所長の渡辺綱男氏によるスピーチもありました。
 石川県観光PRますこっとキャラクターの「ひゃくまんさん」が登場したり、小泉智貴さんが今年のTシャツ・デザイン・コンテストの最優秀デザインを評するシーンもありました。
 もう一点、これはとても素敵だなぁと思ったのは、日程が重なってしまったさっぽろレインボープライドとのエール交換のシーンがあって、金沢の共同代表のお二人が、さっぽろレインボープライドのスタッフTシャツを持ちながら、いただいたメッセージを読み上げていたのでした(札幌でも同じことが行なわれたはず)
 約2時間にわたるステージイベントを終えた後、参加者のみなさんで記念写真を撮り、大急ぎで整列し、13:00過ぎにパレードがスタートしました。


















パレード(3)元気にパレード!

 昨年の金沢プライドパレードは10月開催だったにもかかわらず真夏のような暑さで(今回も暑かったです。30度近くありました)、5km以上を歩き、体力の限界を感じるレベルだったのですが、今年はコースも少し短くなり、熱中症対策も呼びかけられていて(チェリオさんの「ライフガード」がまさに命を救ってくれました)、みなさん元気に歩けたと思います。

 今年はフロートが3つに増えて、レインボー(DJ マヨさん、ブルボンヌさん、阿武虎さん、ゲブ美さん)がダンスクラシック、ピンク(バビ江さん、エスムラルダさん、ちあきホイみさんなど)がクラブミュージック、トランスジェンダーフロート(DJ mizukiさん、DJ SHUNさん、ブッチャーさん、福井の花華院姫子さんなど)がJ~POP&クラブミュージック。音楽の多様さも、乗ってる方の多様さも光り、とてもよかったです。
 参加者のみなさんもすごく楽しそうで、音楽の力を感じました。音が届かないエリアがほとんどなかったんじゃないかな。120点のパレードでした。
 沿道のみなさんや、すれ違う車やバスの方などもたくさん手を振ってくれて、反応があたたかくて、ものすごく「受け容れられてる」感がありました。

















 音が楽しくて(年甲斐もなく)踊ったりとかしていたせいで、会場に戻ってきたとき、突然ふくらはぎがこむらがえりを起こしました(なので、本当はしいのき緑地の周囲をぐるっと回ってゴールなのですが、ショートカットして、用水路に足をひたしたり足を休めてました)
 昨年は約300名が歩きましたが、今年は約480名(1.6倍)がパレードを歩き、1100人がプライドウィークに参加したと発表されました。もういちどみんなで記念写真を撮り、お開きとなりました。そのあとボランティアスタッフの方の解散式が行なわれていました(老若男女、本当にたくさんの方たちがボランティアで働いてくださって…感謝です)
 金沢のコミュニティの結束力を改めて感じさせました。






アフターパーティ

 会場から歩いて数分の「KANAME INN TATEMACHI」というホテルのテラスでアフターパーティが行なわれました(足が痛かったのですが、ゆっくり歩きながら向かいました。幸いソファに座れて、よかったです)
 参加無料であるだけでなく、「KANAME INN TATEMACHI」さんのはからいで、パレードに参加した方全員に1杯ずつドリンクを提供してくださるというサービスをしてくださって、本当にありがたかったです。
 ネットラジオ「ジョラジ」ミニ公開収録が始まり、ブルボンヌさん、WAKUWAKUサセコさん、よしひろまさみちさんと、ゲストの肉襦袢ゲブ美さんの楽しいトークに大笑いさせていただきました。東京からもファンの方が駆けつけ(ジャニーズのコンサートのようにうちわを作ってきた方もいました)、そんなファンのために「ジョラジ」グッズがプレゼントされるなどしていました。
 本当は最後までいたかったのですが、足が痛かったのと、お腹が空きすぎて体力の限界を感じたので、そのあとの東ちづるさん&小川チガさんのトークセッションと明日佳さんなどのパフォーマンスを観ることなく、帰らせていただきました…(すみません!)

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