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ゲイ差別発言でアカデミー賞から降ろされたブレット・ラトナー、同性愛者支援のビデオ制作へ

2012年02月26日

今年のアカデミー賞授賞式のプロデュースを担当することになっていたものの、ゲイ差別発言が原因で降板を余儀なくされたブレット・ラトナーが、ゲイ&レズビアン支援のためのキャンペーン・ビデオを手がけることになりました。

 2月15日、同性愛者の人権擁護団体・GLAADは、同団体が新たに制作するキャンペーン・ビデオについて、ブレット・ラトナーがプロデュース・監督を務めると発表しました。
 今回、ブレットがGLAADでビデオ制作を行うのは、その事件の謝罪として名誉挽回を図るものであることは間違いない、とメディアは報じています。彼は「GLAADと一緒に仕事するのは、私にとって、とても前向きで喜ばしい経験です。我々が同じ人間であるということを気づかせる手助けとなるような、重要なキャンペーンを手がけることができ、これほどうれしいことはありません」と声明を発表しました。
 なお、このプロジェクトのミーティングには、ブレットのほか、彼の後を引き継いでアカデミー賞授賞式のプロデュースを務めたブライアン・グレイザー(『J・エドガー』のプロデューサーでもあります)、『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン監督(オープンリー・ゲイの方です)、『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガー監督(オープンリー・ゲイの方です)も出席しました。
 キャンペーン・ビデオには、ハリウッド・セレブや人気ミュージシャン、有名アスリートや政治家などが登場し、同性愛者の人権を訴えるために、それぞれのエピソードを語るものになるそうです。完成が楽しみですね!


ゲイ差別発言でクビになったブレット・ラトナー、啓蒙ビデオで名誉挽回(TVGroove.com)
http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/6490.html

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