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【平昌五輪】今回出場するLGBTアスリートは、冬季五輪としては過去最高の15名

2018年02月07日

【※元記事で人数に訂正がありました。2018.2.16現在、LGBTの選手は15名です】
 いよいよ2月9日から平昌五輪が開幕しますが、今回出場する選手の中でゲイやレズビアンであることをオープンにしている方は、冬季五輪としては過去最高の15名に上ることが明らかになりました。また、冬季五輪にオープンリー・ゲイ/バイセクシュアル男性が出場するのは今回が初だそうです(これまではすべて女性でした。トランスジェンダーの方はまだいないそうです)

 2014年のソチ五輪は、前年にロシアで反同性愛法が制定されたこともあり、オープンリーLGBTのアスリートは7人にとどまりました(史上最高の56名が参加したリオ五輪とは対照的です)が、今回は14名となりました。
 その15名のリストをご紹介します。
 このリストは、公にレズビアン/ゲイ/バイセクシュアルであることをオープンにしている方たちです(チーム内だけに公にしている方もいるそうですが、今回はリストに含めていないそうです)
 
1. アダム・リッポン(アメリカ, フィギュアスケート)
2015年にカムアウトしたアダム・リッポン。アメリカ初の五輪出場を決めたオープンリーゲイのフィギュアスケート選手になりました。

2. エリック・ラドフォード(カナダ, ペア・フィギュアスケート)
メーガン・デュハメルとのペアで、ソチ五輪で銀メダルを、四大陸選手権やグランプリファイナルでも優勝している、世界トップレベルのフィギュア選手です。2014年12月にカムアウトしました。

3. ガス・ケンワージー(アメリカ, スロープスタイルスキー)
アメリカのLGBT選手のなかで最も注目を集めているフリースタイルスキー選手。ソチ五輪で銀メダルを獲得し、今回もメダルが期待されています。2015年にゲイであることをカムアウトしました。

4. ヨリック・ヘンドリックス(ベルギー, フィギュアスケート)
ソチ五輪にベルギー代表として参加しましたが、16位に終わりました。先月カムアウトしたばかりの方です。

5. イレーネ・ウースト(オランダ, スピードスケート)
ソチ五輪では、3000mで金メダルを獲得したほか、3つの銀メダルを獲りました。バイセクシュアルで、女性のパートナーと結婚しています。

6. Belle Brockhoff(オーストラリア, スノーボード)
ソチ五輪の直前に、反同性愛法への抗議としてカムアウトした方です。

7. Daniela Iraschko-Stolz(オーストリア, スキージャンプ)
ソチ五輪で銀メダルを獲得した方です。

8. Cheryl Maas(オランダ, スノーボード)
トリノ、ソチに続くオリンピック出場です。ノルウェーの元スノーボーダーと結婚していて、2人の娘がいます。

9. Emilia Andersson Ramboldt(スウェーデン, アイスホッケー)
オリンピック出場は2回目です。女性と結婚しています。

10. Brittany Bowe(アメリカ, スピードスケート)
ソチ五輪に続く出場です。オランダの女性スピードスケート選手と交際しているそうです。

11. Barbara Jezeršek(オーストラリア, クロスカントリー)
オリンピック出場は2回目です。
 
12. Simona Meiler(スイス, スノーボード)
オリンピック出場は3回目です。

13. Sarka Pancochova(チェコ, スノーボード)
オリンピック出場は3回目ですが、カムアウト後は初です。

14. Sophie Vercruyssen(ベルギー, ボブスレー)

15. Kim Meylemans(ベルギー, スケルトン)



2018 Olympics will have a record 13 out LGBTQ athletes(Outsports)
https://www.outsports.com/2018/2/6/16924846/2018-winter-olympics-pyeongchang-out-gay-lesbian-bisexual-athletes


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