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統一地方選後半で区議選等に立候補するLGBTの方々は4名?

 春の統一地方選挙前半戦(4月7日投開票)では、札幌市東区選挙区から出馬した立憲民主党新人でMtFトランスジェンダーの渕上綾子さんが北海道議に初当選しました。

 4月14日に公示され、21日に投開票が行われる統一地方選挙後半戦でも、ベテランから新人まで、4名のLGBTの候補者がいらっしゃいますので、ご紹介します。

 まずは、世田谷区議に立候補するMtFトランスジェンダーの上川あやさん。上川さんは2003年、日本で初めてセクシュアルマイノリティであることを公にして議員になった方で、すでに4期務めている大ベテランです。常に上位で当選していて、2007年の選挙では現職トップ(立候補者71人中、第2位)でした。世田谷区での同性パートナーシップ証明制度の実現をはじめ、LGBT関連の様々な施策の推進の立役者となってきました。
 
 続いて、中野区議に立候補するゲイの石坂わたるさん。2011年に初当選し、2期務めてきました。石坂区議も、中野区での同性パートナーシップ証明制度の実現をはじめ、LGBT関連の様々な施策の推進の立役者となってきました。石坂さんについてはこちらにインタビューも載せておりますので、ぜひ読んでみてください。
 
 それから、新宿区では、2人のMtFトランスジェンダーの方が新人として立候補します。
 1人は、依田花蓮さん。ショーダンサーとして舞台に立ちながら行政書士資格を取得した方です。
 もう1人は、高月真名さん。ずっと介護の仕事をしてこられた方です。
 新宿区で一気に2人のトランスジェンダーの議員が誕生したら、素敵ですね。
(ご参考:ハフポスト「新宿区議選 トランスジェンダー女性2人が立候補へ」)

 なお、今回、石川大我豊島区議が夏の参院選への出馬を、前田邦博文京区議と舘内孝夫滝川市議が出馬しない意向を表明しています。
 今回のLGBTの立候補者は、今把握している限りでは上記の4名のみなさんとなりますが、もし、ほかにもいらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。
 
 4月21日(日)、お住まいの市や区で選挙がある方はぜひ、投票に行きましょう。
 

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