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日本ラグビーフットボール協会と国際ゲイラグビー団体がLGBT差別撤廃に向けた歴史的な覚書の締結を行いました

2019年10月04日

 10月4日(金)、日本ラグビーフットボール協会と国際ゲイラグビー団体「International Gay Rugby(IGR)」は、これから日本でLGBTへの差別や偏見をなくしていくための取組みを行っていくという歴史的なMOU(了解覚書)を交わしました。

 この日、都内で、International Inclusive Challengeのオープニング・プログラムとして「International Inclusive Brunch - VIP Launch Event in partnership with Brand South Africa」が行われました。
 そこには、安倍昭恵さん、世界ラグビーのRobert Brophy CFO、日本ラグビーフットボール協会の常深事務局長、IGRのBen Owen代表、そしてJapan Inclusive Rugbyの代表の方などの姿がありました(それぞれの方のスピーチも行われました)
 
 以下は、IGRが世界ラグビーと締結した覚書の内容です。今回も同様の内容で覚書を交わしているそうです。
 
どんなプレイヤー、組織、そして観客も、性的指向や性自認による差別を受けることなくラグビーに参加できる権利を有する
・ラグビーにおけるインクルージョン(包摂)、ホモフォビア撲滅という共通のゴール
 
共通の目的に基づいた、ポジティブで、お互いに恩恵があるような関係性
・ラグビーのユニオンのあらゆるレベルでLGBTプレイヤーへの寛容と受容を推進していくため、地域社会やユニオンのメンバーと協働すること
・ラグビーにおけるホモフォビアの撲滅を支援するため、世界ラグビーのメンバーであるユニオンに教育のツールを提供すること
・IGRのイベントの発展とプロモーションを支援すること

 日本ラグビーフットボール協会がこのような覚書に署名したということの意義は、ちょっと一言では語り尽くせないものがあります。歴史が動いた感があります。本当に素晴らしいです。

※このイベントの詳細は、国際試合の様子などと併せて、後日、お伝えする予定です。
 

  

HISTORIC DAY FOR INCLUSIVITY AND DIVERSITY IN JAPANESE RUGBY(RWC)
https://www.rugbyworldcup.com/news/496577

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