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MISIAさんが紅白でのパフォーマンスの真意について語りました

 音楽ナタリー「MISIA 多様な出会いの集大成」というインタビュー記事で、MISIAさんが紅白でのパフォーマンスの真意について尋ねられ、「ハウスミュージックが生まれたカルチャーとその音楽性は、レインボーフラッグに込められた思いへのリスペクトなしでは表現できません」と語りました。
 
 
 この記事は、1月22日(水)にリリースされた約7年ぶりのベストアルバム『MISIA SOUL JAZZ BEST 2020』について、音楽ライターの森朋之さんがMISIAさんにインタビューしたものです。そのインタビューの最後が「紅白歌合戦でのパフォーマンスの真意」と題するパートになっていて、先日の紅白でのレインボーフラッグを掲げたパフォーマンスについて尋ねられたMISIAさんは、以下のように語りました。

「ハウスミュージックも、MISIAの音楽の1つ。そしてハウスミュージックが生まれたカルチャーと、その音楽性は、レインボーフラッグに込められた思いへのリスペクトなしでは表現できません。あのステージで行ったことは、デビューから20年ずっとやってきたこと。一緒に出演していたDJ EMMAさんやドラァグクイーンのメンバーなど、20年以上のお付き合いの方々もたくさんいました。今回、初めて一緒にステージに上がったメンバーを紹介してくださった方とも、やっぱり20年以上の長いお付き合いですし。同性婚が法律でも認められた台北からDJ Noodlesも来てくれて。これまで一緒に音楽、ライブを作ってきた皆さんとの愛の願いを込めたステージであり、思いの結晶のようなステージでした」

 クラブミュージックの端緒であるHOUSEという音楽は、ゲイDJである故フランキー・ナックルズが編み出したもので、シカゴやニューヨークのゲイクラブで火がつき、やがて世界に広まって行ったわけですが、MISIAさんは、ちゃんとそうした歴史を踏まえたうえで、(海外の多くのHOUSE DIVAがそうするように)LGBTのシンボルであるレインボーフラッグを掲げ、ドラァグクイーンをフィーチャーしてパフォーマンスすることで、ゲイカルチャーへのリスペクトや感謝の意を表したのだということが、明確に伝えられました。

「紅組のトリで、あの愛のメッセージを伝えさせていただいたことにも、出演者の方がフラッグを振ってくださったことにも、感謝の気持ちでいっぱいです。フラッグの意味をお伝えしたうえで、フラッグを持っていただいているという話をNHKのスタッフさんから聞いたときは、胸が熱くなりました」

 氷川きよしさんやPerfumeのみなさんは当然として、(ネット上で「意味知ってて旗振ってたんだろうか」というコメントもあった)五木ひろしさんも、ちゃんとNHKのスタッフさんからレインボーフラッグの意味を教えてもらって、理解したうえで応援してくれてたのだとわかって、こちらも胸が熱くなりました。

 記事の本当の最後の最後は、このような言葉で締めくくられています。

「オリンピックも開催されるし、もっと多様な世界が開けるといいなという気持ちもあります。私たち自身もね」
 

 なお、今回発売されるベストアルバム『MISIA SOUL JAZZ BEST 2020』、間違いなく名盤だと思います。「え〜、JAZZなの? ちょっと興味ないかも」と思った方もぜひ、このサワリだけ全曲試聴できるやつ、聴いてみてください。「あ、なんだ、『Everything』とか元とそんな変わんないんだね」「なるほど、ビッグバンドが演奏してる感じね、へええ〜」みたいな印象だと思います。ベストだけにヒット曲もたくさん入ってますし、素直に「これはイイ」「欲しい」と感じられるのではないでしょうか。
 個人的に、MISIAさんの歌って、クラブ通いが本当に楽しかったり、本気で恋したり、ちょうどゲイとしての青春時代だった時期と完全に重なっていて、このベストアルバムに入っている曲だけでも、例えば『BELIEVE』とかものすごく激しい恋をした時によく聴いてたなぁとか(聴くたびに泣きそうに…)、つきあいたての頃、彼氏がカラオケで『Everything』歌ってくれたなぁとか、伝説の『CODE』でのライブでMISIA様が歌ってくれた『つつみ込むように…』は素晴らしかったなぁ、などなど、いろんな思い出がフラッシュバックしてきて、ちょっと冷静には聴けません…。同じような思い入れがある方、きっと少なくないと思います。
 台湾の同性婚を祝福して台北のパレードに参加してレインボーフラッグを振ってくれたMISIAさん、『LIVE PRIDE』でユーミンと一緒に夢のような時間をプレゼントしてくれたMISIAさん、そして紅白でもスゴいことをやってくれたMISIAさんに感謝の気持ちを伝えるためにもアルバムの売り上げに貢献するというのも素敵なことだと思いますし、ぜひそうしたいと、個人的には思います。
 
MISIA OFFICIAL SITE
https://www.misia.jp/

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