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【署名のお願い】二丁目の街の灯が消えてしまわないように… #SAVEthe2CHOME

2020年05月05日

 先日、「#SAVEthe2CHOME」二丁目を愛する人たちのメッセージというニュースをお伝えしましたが、あれから1ヶ月が経ち、さらに状況が厳しくなってきました…。緊急事態宣言を受けて二丁目のほとんどのお店が営業自粛・休業してきましたが、当初は5月6日までだったのが5月末まで延長と発表されたため、さらに営業自粛・休業の継続を余儀なくされています。これ以上休業が続くと、固定費の支払いも困難になり(二丁目の家賃はとても高いのです)、多くのお店が廃業に追い込まれてしまうかもしれない…と危機感をつのらせ、新宿二丁目振興会(の会長のToshiさん)が新宿区に支援をお願いする署名をはじめました。
 
「ひとつひとつの店舗が小さいわりに、平米あたりの賃料が高いエリアで、日々の売り上げが家賃や人件費となるため、すでに閉店を決めた店もあります。このままでは更に多くの店が潰れてしまい、新宿二丁目という街自体がなくなってしまうことを、心から危惧しています」
「新宿二丁目は、LGBTQ・アライの人たちにとって非常に重要な街で、働く人だけでなく、訪れるお客様にとっても、なくてはならない大切な居場所」
「まだまだ差別や偏見の強い日本社会においては、本当の自分の姿を偽り生活をしているLGBTQ当事者が大半で、多くの人たちは、この街で鎧を脱ぎ、仮面を外し、肩の力を抜いて、仲間や友人たちと自分らしい時間を過ごしています。400軒以上のお店がある新宿二丁目だからこそ、色々な人たちを受け止める安心感もあります。東京以外の保守的な地方で暮らす当事者の中には、年に一回、新宿二丁目に遊びに行くことを楽しみにする人、いつかは訪れて友人をつくりたいと願う人もいます」
「それぞれの個店でもオンライン営業などを始めて頑張っていますが、固定費を賄うのは厳しい状況です。また、エリアの特質上、ランチ営業やテイクアウトは難しいので、個店での努力にも限界があり、営業自粛・休業以外の選択肢はほぼ残されていません。小規模な店舗も多いため、3密(密閉・密集・密接)な空間としてのイメージも強く、国や東京都からの助成や補助だけでは、中長期化するコロナ禍を乗り切れるか、大きな不安を抱えています」
「そこで、いま、新宿二丁目振興会を中心に、幅広く「#SAVEthe2CHOME」を掲げて、新宿二丁目の飲食店の経営者やそこで働く人たちから署名を集めています。具体的には、新宿区に対して、「新型コロナウイルス感染拡大防止のために営業を自粛・休業する飲食店などの事業者に対する補償」を求める署名となっています。署名の対象は広く二丁目を応援していただける、みなさんです」
(署名のお願い文より)
 
 すでに「#SAVEthe2CHOME」のハッシュタグに、たくさんの方々が二丁目への愛を込めたメッセージを寄せていますし、今回の署名も、さっそくSNSで拡散したり、協力の呼びかけが始まっています。「PRIDE HOUSE TOKYO」の松中権さんは、「二丁目が、私の人生を救ってくれた」「新宿二丁目が必要だったし、今も必要」と熱く語る記事をハフィントンポストに寄稿し、署名を呼びかけています。
 みなさんのご協力で、署名がもし、何万人、何十万人になったら、きっと新宿区も無視できないだろうと思います。
 
 署名はとても簡単で、すぐに終わります。
 名前が公開されるのは不安だな…と思う方は、「自分の賛同者名及びコメントをこのキャンペーンページ上で公開」のチェックを外すようにしていただければ、大丈夫です。
 ぜひ、ご協力をお願いいたしますとともに、お友達などにもお願いしていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
(※なお、署名をしていただくと「このキャンペーンへの出資」のお知らせが表示されますが、特に出資していただかなくても大丈夫だそうです)
 
 署名はこちらから↓




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