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10月11日「国際カミングアウトデー」を祝し、NetflixがLGBTQキャンペーンを展開

 Netflixの公式Twitterアカウントで10月7日、「10月11日は #カミングアウトデー」というメッセージが投稿されたのをご覧になった方もいらっしゃると思います。コムアイさんがレズビアンを演じた『FOLLOWERS』や、(わかりづらいですが)男の人どうしが手をつないでいる『クィア・アイ in JAPAN』のシーン、そしてトランス俳優、ラヴァーン・コックスが出演する『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の画像がフィーチャーされています。9日には動画バージョンも投稿されました。
 



 さらに、『セックス・エデュケーション』に登場するゲイのエリックや、『ル・ポールのドラァグ・レース』の写真も加えた広告が、渋谷駅などにも貼り出されています。10月11日のカミングアウトデーを祝して企画された「Netflix カミングアウト・デー ブランドキャンペーン」です。

 Netflixは、今回のキャンペーンに込めた思いを次のようにコメントしています。
「Netflixでは、物語を通して、人々が勇気づけられたり、新しい視点を得ることができると信じています。これまでに全世界100拠点において多様なクリエイターとともに、グローバル・スタジオとして、世界を幅広く映し出す作品を配信してきました。日頃の作品づくりを通じて、少しでも世界中の視聴者がお互いに思いやりの心をもてるようになる日がくることを期待しています」
「このキャンペーンをきっかけに、より多くの方々がLGBTQに関連するストーリーに触れ、お互いへの思いやりをもてる世界へ近づく一歩となることを願っています」

 広告の出稿にあたって、Netflixは同性パートナーシップ証明制度を盛り込んだ条例が日本で初めて制定された渋谷区を選んだそうです。



10.11 COMING OUT DAY
この日、観てほしいシーンがある
 
どんな相手を愛し、どんな恋愛を望み、
どんな自分らしさを求めるのか。
それは、一人ひとり違う。
 
自分らしく、ありのままに生きることは、
誰にも否定できないということを、
このシーンは教えてくれる。
 
10月11日は、カミングアウトデー。
いろんな性のあり方を認め合い、
誰もがオープンにできる世界を語り合おう。
 
違ってあたりまえ。
そう思う人が増えれば、
カミングアウトなんていらない。
それは、自然な会話のひとつになっていく。
 
あたりまえのことを、あたりまえに言える時代へ。
NETFLIX

 10月11日のカミングアウトデー当日には、このようなコピーの新聞広告が出稿されました。


 「違ってあたりまえ。そう思う人が増えれば、カミングアウトなんていらない」のかもしれませんが、LGBTが安心してカミングアウトできる社会になるためには、まず足立区の白石区議のような公人によるヘイトスピーチが野放しにならないようにすること(行政が差別に対して毅然と対処すること)、LGBTを差別から守る法の整備が進むこと、台湾のように全国の学校で(学習指導要領に盛り込まれるなどして)LGBTやジェンダー平等についての教育が行われること、などなど、解決しなければいけない課題は山積みだと言えるでしょう(Netflixがたびたびレズビアンに対して「レズ」という字幕をつける問題の解決もその一つではないかと…)
「あたりまえのことを、あたりまえに言える時代」になるための道のりは、まだまだ遠いかもしれません。しかし、LGBTQ関連の優れた作品をいち早く届けてくれるNetflixが果たしてくれる役割の大きさには本当に感謝!ですし、こうしたキャンペーンも(リアルなゲイやFTMの方がフィーチャーされていないなどの「偏り」は感じますが)素敵なことですし、少しずつ良くなっていくと思えます。


参考記事:
10月11日「国際カミングアウトデー」を祝し、Netflixが渋谷でブランドキャンペーン(AdverTimes)
https://www.advertimes.com/20201009/article325744/
ネトフリ×LGBTQの新聞広告、カミングアウトデーに「あたりまえに言える時代へ。」(ことばと広告)
https://be-copywriter.com/netflix-lgbtq/


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