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『his』の宮沢氷魚さんが3つの映画祭で立て続けに新人賞を受賞しました

 『his』の宮沢氷魚さんがTAMA映画賞、報知映画賞、ヨコハマ映画祭で立て続けに新人賞を受賞しました。おめでとうございます!

 2020年1月、日本映画界の新しい時代の幕開けを告げるような名作ゲイ映画『his』が公開されました(なんだか遠い昔のことのようですが、今年でした)。脚本・監督の素晴らしさもさることながら、主演の宮沢氷魚さんの朴訥とした佇まいに魅了された方も多かったはず(宮沢さんは「高校までインターナショナルスクールに通っていてゲイやバイセクシュアルの方が当たり前にいた環境で育ってきて、いざ、日本の社会に出てみたら、まるで受け入れ方が違っていてショックだった、だから何かの形でLGBTQの認知度を上げたいと思っていた」と語っていて、その想いが演技にも表れていたように感じます)

 そんな宮沢氷魚さんが11月29日、日本国内でもっとも早く開催される映画祭として映画ファンから毎年注目を集めているTAMA映画賞で最優秀新進男優賞を受賞しました。受賞スピーチで宮沢さんは「役者になって初めていただく賞です。一生忘れないと思います」と語りました。「『his』は初主演映画でプレッシャーもあったんですが、共演した藤原季節くんに助けられました」「たくさんの方に観ていただき、作品に対してたくさん意見をいただいてうれしく思っています」
 
 続く12月2日、こちらも映画賞レースの先陣として注目される報知映画賞で宮沢氷魚さんが新人賞に輝きました。
 宮沢さんは「むちゃくちゃうれしいです。そうそうたる方が受賞される賞なので、ノミネートだけでもうれしかったですが、年も暮れるこの時期、最高の締めくくりになります」と語りました。父親の宮沢和史さんに報告したところ「普段はあまり感情を表に出さない父ですが『おめでとう』と喜んでくれた」そうです。

 そして12月5日、第42回ヨコハマ映画祭の受賞者が発表され、宮沢氷魚さんが最優秀新人賞を受賞しました。ヨコハマ映画祭はスポンサーなしに映画ファンが企画・運営・実行する映画祭で、選考委員も映画評論家ら有識人が揃っています。
 宮沢さんは「この度はヨコハマ映画祭にて新人賞という素敵な賞を受賞出来たことを大変嬉しく思っています。『his』という作品が沢山の人に届き、認められたことを実感しています。これからも精進し、素敵な俳優になれるように頑張ります」とコメントしています。
 なお、ヨコハマ映画祭では、宮沢氷魚さんとともに映画『his』に出演した藤原季節さんも最優秀新人賞を受賞しています。

 『his』という映画が本当に素晴らしかったので、主演した宮沢氷魚さんや藤原季節さんの受賞はとても喜ばしいニュースです(なお、映画賞レースのクライマックスは3月19日の日本アカデミー賞授賞式ですが、日本アカデミー賞では最優秀新人賞がなく、複数名が新人俳優賞として表彰されますので、宮沢氷魚さんもきっと選ばれることでしょう。どんな受賞スピーチをしてくれるか、楽しみにしましょう)
 今後もたくさんの映画賞が発表されていきますが、『his』自体が作品賞にノミネートされたり受賞したり、他の部門でも選ばれたりすると、もっとうれしいですね。2017年には『怒り』で妻夫木聡さんが日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しましたが、いつか『his』のような作品が日本アカデミー賞の主要部門で受賞する日が来ることを期待します。
 


参考記事:
宮沢氷魚がTAMA映画賞の新進男優賞に輝く「今泉力哉監督と出会えたことは宝物」(映画ナタリー)
https://natalie.mu/eiga/news/406643
【報知映画賞】宮沢氷魚、新人賞「むちゃくちゃうれしい」父・宮沢和史から「おめでとう」(スポーツ報知)
https://hochi.news/articles/20201201-OHT1T50293.html
宮沢氷魚が3冠!自身初の映画賞受賞から立て続け、破竹の勢いで最注目俳優へ(ドワンゴ)
https://news.dwango.jp/moviestage/56737-2012

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