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ディズニー・チャンネルのアニメ作品の主人公がバイセクシュアルであることが明らかになりました

2020年08月17日

 2017年、ドラマ『Andi Mack』にディズニー史上初のゲイのキャラクターが登場、そしてつい先日、ゲイが主人公の『Out』というピクサーの短編アニメが「Disney+」でリリースされましたが、今度は、ディズニー・チャンネルで放送中のアニメ作品『アウルハウス』の主人公の少女がバイセクシュアルであることが明らかになりました。


 『アウルハウス』は、14才のドミニカ系アメリカ人の少女・ルースが魔女になるための冒険を描いた作品です。そのストーリーの中で、ルースは男性キャラクターに惹かれるシーンもあり、また、直近のエピソードの中で、ルースと女性キャラクターのアミティがプロムでダンスを踊っているシーンが描かれました。

 制作者であるダナ・テラスは、8月9日に自身のTwitterで、ルースがバイセクシュアルであることを発表しました。
「自分自身の経験をもとにしたプロムのエピソードを描きたかった」
「物語を考えている時点で、私はメインキャストをクィアの子どもにすることを明かしていた」
 しかし、ディズニーのあるリーダーから、「番組では、バイセクシュアルや同性愛の関係は表現できない」と言われたといいます。ダナは、「私はバイセクシュアルです。バイセクシュアルのキャラクターを描きたかった」と言い、ディズニーから許可を得るために奮闘しました。
「幸運なことに私の頑固さは報われました。今のリーダーは私をサポートしてくれています」
 彼女は同僚に対し、感謝の言葉を綴りました。

 Twitterのリプライ欄には、「LGBTQのコミュニティを代表してくれてありがとう」「私が子どもだった頃にアウルハウスのような番組があったらどんなによかったことか」など、感謝と喜びのコメントが届いています。
 また、『アウルハウス』のアニメーション監督として携わっていたスペンサー・ワンは、本作の絵コンテとともに「これほど絵コンテに誇りを持てたことはありません」とのコメントをツイートしました。
 
 なお、『アウルハウス』は日本でも、ディズニージュニア、ディズニーXDで放送中です。スカパー!、J:COM、ケーブルテレビなどを契約している方はご覧いただけるかと思います。
 
アウルハウス
ディズニージュニア
ディズニーXD
 ファンタジーの世界に憧れる14歳のルースは、フクロウの後を追い、思いがけず、魔界への扉に足を踏み入れてしまう! 物怖じしないルースは魔女イーダと出会い、ルースの人間界の知識が重宝される。イーダの手伝いをする代わりに、魔女の修行をさせてもらえることに。人間界で変わり者扱いされていたルースは、魔女の見習いとして社会の喧騒から離れて暮らすイーダと元魔界の王キングとともに「アウルハウス」で共同生活を始める。



参考記事:
主人公はバイセクシュアル、ディズニーのアニメで初(CNN)
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35158237.html
ディズニーのアニメ作品、バイセクシュアルの少女が主人公に。制作者が「自分の経験をもとに」とTwitterで発表(ハフィントンポスト)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f39e3bdc5b65bbd8c8ef5d1?utm_hp_ref=jp-homepage

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