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Tokyo Pride 2025に「チーム台湾」参加へ 

2025年06月03日

「台湾伴侶権益推動連盟(TAPCPR)」と「台湾レッドリボン基金会」が2日、台北市内で記者会見を開き、今週末のTokyo Pride 2025に「台湾チーム / Team TAIWAN」として参加することを発表しました。
 

 台湾で同性婚実現に寄与し、ジェンダー平等を推進している団体「台湾伴侶権益推動連盟(TAPCPR)」と、古くからHIV予防啓発活動を推進し、NLGR+などにもブース出展してきた「台湾レッドリボン基金会」が今回、「台湾チーム / Team TAIWAN」を結成し、ブースを出展したり、プライドパレードにフロートとして参加し、行進することを発表しました。両団体の参加は2018年以降、5度目となります。
 2日に台北市内で行われた記者会見で、TAPCPRの創設者で理事の許秀雯さんは、台湾が同性婚の法制化などを達成する過程で日本は非常に重要なパートナーとしての役割を果たしてきた、イベントを通じて台日の友好を深化すると共に、権利平等を強化できれば、と語りました(TRPは台湾同志遊行(Taiwan LGBTQ+ Pride)に何度も参加し、日台のLGBTQコミュニティの友好の架け橋となってきました)。TAPCPRは、アジアで初めて同性婚の法制化を実現した国としての誇りを携え、性的少数者の存在が日常に溶け込んだ多様な社会を表現したいとしています。
 
 今回のTokyo Pride 2025のプライドパレードに27番目のフロートとして参加するチーム台湾は(昨年は「チーム台湾」という看板で参加してましたので、そのように記します)、台湾最高峰の玉山や半導体チップの要素をデザインに取り入れたフロートを出すそうです。沿道から見送る方はぜひ、チーム台湾のみなさんに手を振って応援しましょう。


 
 
 なお、今年のTokyo Pride 2025のプライドパレードでは、婚姻平等の実現を目指すTokyo Prideの特別フロートに参加できるカップルを募集中というニュースでもご紹介したように、「Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に」とコラボした特別フロートでたくさんの法律上同性どうしのカップルが行進する予定です(2番目のフロートです)
 ほかにも、スポーツを愛するグループ(18番目)や、Rainbow Pride ひたち(21番目)、東北のパレードにも積極的に参加してきたirOdori〜彩り×踊り〜(40番目)といったおそらく初めての出走となるフロートもありますし、全国プライドネットワーク(21番目)、#UpdateHIV(43番目)、東京トランスマーチ(58番目)といったおなじみのフロートも出走します。(全60フロートの一覧はこちら
 
 今のところ、6月8日(日)の天気予報は曇り、最高気温は27度です。暑すぎず、雨も降らず、パレードにはちょうどいい気候になりそうです。みなさんぜひ、パレードに参加したり沿道で応援したりしましょう。
 


参考記事:
東京のプライドイベントに「台湾チーム」参加へ ジェンダー平等推進団体など(中央社フォーカス台湾)
https://japan.focustaiwan.tw/society/202506020002

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