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「The Wedding Banquet」のユン・ヨジョン、「同性愛者は異性愛者と平等」

2025年09月20日

 第30回釜山国際映画祭の公式招待作品「The Wedding Banquet」の記者会見が19日に開かれ、出演したユン・ヨジョンが「同性愛者は異性愛者と平等なのに、まだ韓国は保守的」「私たちはみんな同じ人間」と語り、同性愛者にエールを送りました。


 1993年の映画『ウエディング・バンケット』は、不朽の名作『ブロークバック・マウンテン』を世に送り出したアン・リー監督の作品で、正確に言うと同性婚のお話ではないのですが、ニューヨークに住む台湾人ゲイのウェイトンが親からの「結婚しろ」攻撃に堪えかねて、永住権を求める中国人女性ウェイウェイと偽装結婚するも、台湾から来た両親に真実がバレてしまい…というドタバタを描いたロマコメ作品です。「世間のホモフォビアゆえに悲劇的な末路を歩むゲイ」ではなく、ゲイのパートナーシップは異性婚の夫婦と何も変わらないということをリアルに描き、あくまでもゲイに寄り添う姿勢で作られ、共感や感動を呼んだ名作です。この『ウエディング・バンケット』を『ファイアー・アイランド』のアン・リー監督が現代的に再解釈してリメイクしたのが「The Wedding Banquet」で、第41回サンダンス映画祭プレミアセクションの招待作となり、今回、釜山国際映画祭にも公式招待され、24日に韓国の映画館で公開されることになっています。
 釜山の海雲台佑洞にある「映画の殿堂」で開かれた釜山国際映画祭の記者会見にはアンドリュー・アン監督と俳優ユン・ヨジョン、ハン・ギチャンが出席しました。今年4月、長男が2000年にカムアウトしたこと、NYで同性婚が実現した後、同性結婚式に参加したことなどを明かしていたユン・ヨジョンは「実際このような問題について、もっと韓国が進んでほしい。同性愛者は異性愛者たちと平等なのに、79年韓国で生きた結果、まだ韓国は保守的な国だと思う」「何かカテゴリー分けして修飾語を付けること自体望まない。私たちはみんな同じ人間だもの」というメッセージを伝えました。また、主演したハン・ギチャンは「実は以前にもクィア映画に出演したことがあって、今回よりその時の方が大変でした」「その人の魂を愛そうと思ったし、男とか女ではなく、誰かを愛する時、その内面を愛するんじゃないでしょうか。『あなたが誰であれ、愛する人を探してください』というメッセージを伝えたい」と語りました。 


 ちなみに韓国では本日、大邱でクィアパレードが開催されています。ソウルよりもさらに当局やアンチの妨害やいやがらせが激しく、厳しい状況のなか続けられてきたパレードです。無事に、盛大に開催されることを祈ります。
 

参考記事:
[第30回釜山国際映画祭]映画「The Wedding Banquet」ユン・ヨジョン、「韓国はまだ保守的な国、同性愛者も異性愛者もみんな同じ『人間』」(WoW!Korea )
https://www.wowkorea.jp/news/read/502514.html

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