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シンシア・エリヴォがGG賞ノミネート、黒人女性として2回は史上初

2025年12月10日

 アカデミー賞の前哨戦とも言われる第83回ゴールデングローブ賞のノミネーションが12月8日(現地時間)に発表され、『ウィキッド 永遠の約束』に主演したシンシア・エリヴォが主演女優賞(ミュージカル・コメディ映画部門)にノミネートされました。黒人女性として同賞に2回ノミネートされたのは史上初めてのことです。
 
 シンシアは、受賞の報を聞いてInstagramのストーリーに「ワオ! 『ドラキュラ』のウェストエンドのリハーサル室で聞くには素敵すぎるニュース。再びノミネートされて光栄です」とコメントしました。そして「エルファバを演じたのは本当に素敵な経験でしたし、最高のプレゼントみたいなものでした」と言って、プロデューサーやディレクター、そしてアリアナへの感謝を述べました。
 同作は、アリアナ・グランデが最優秀助演女優賞(ミュージカル&コメディ映画部門)に、また、「No Place Like Home」「The Girl In The Bubble」が主題歌賞にノミネートされたほか、シネマティック&ボックスオフィス・アチーブメント賞(興行成績賞)にもノミネートされています。しかし、ファンは作品賞(ミュージカル&コメディ映画部門)にノミネートされなかったことでショックを受けているようです。

  
 ほかにクィア関連でどんなノミネートがあったか、わかる範囲でお伝えします。
 
 以下はすべてテレビ部門です。
 作品賞(ドラマ)などにノミネートされた『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』。シーズン2はLGBTQの要素が強く、ゲイのカップルやホモフォビアを抱える登場人物が描かれていましたが、タイを舞台にしたシーズン3でもLGBTQのテーマが掘り下げられているそうです。

 次世代のクィア・ドラマと称される作品『Hacks』が作品賞(ミュージカル&コメディ)にノミネートされました。今年のエミー賞で助演女優賞に輝いたハンナ・アインビンダーがGG賞でも助演女優賞にノミネートされました。
 
 作品賞(リミテッドシリーズ&アンソロジー、テレビ映画)などにノミネートされたNetflixドラマ『アドレセンス(Adolescence)』は、登場人物の中にゲイのキャラクターがいて、その葛藤や自己肯定、居場所探しが重要なテーマの一つとして描かれています。作品全体としては「有害な男らしさ」がテーマです。
 
 主演女優賞(ドラマ)に『ザ・ラスト・オブ・アス』のべラ・ラムジーがノミネートされました。べラ・ラムジーはノンバイナリーの俳優で、2023年のTIME誌「次世代の100人」にも選ばれています。
 
 助演男優賞に『セヴェランス』のトラメル・ティルマンがノミネート。ゲイの俳優です。今年のエミー賞で黒人の俳優として初めて助演男優賞(ドラマシリーズ)を受賞し、歴史をつくりました。『セヴェランス』自体もクィアのキャラクターが登場する作品のようです。
 
 
 第83回ゴールデングローブ賞授賞式は2026年1月11日(現地時間)に開催されます。
 シンシアやアリアナが見事、受賞なるでしょうか? 他のクィア関連作品や俳優の受賞の行方にも注目しましょう。
 
 

参考記事:
Cynthia Erivo makes Golden Globes history with Wicked nominations(Out)
https://www.out.com/film/cynthia-erivo-golden-globes-history-second-nomination#toggle-gdpr

Wicked’s Cynthia Erivo makes Golden Globes history as 2026 nominations revealed(PinkNews)
https://www.thepinknews.com/2025/12/08/wicked-cynthia-erivo-golden-globes/

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