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伊賀市長が法務局に照会書を提出、 「幸福を追求する権利を後押ししたい」  

2026年08月20日

 伊賀市長が同性カップルからの婚姻届受理について法務局に照会書を提出へとのニュースでお伝えしたように、19日、三重県伊賀市の稲森としなお市長が同性カップルの婚姻届の取扱いをめぐり、法務局に照会書を提出しました。


 三重県伊賀市にお住まいの嶋田さん&加納さんカップルは、2016年、三重県伊賀市が日本で3番目に同性パートナーシップ証明制度を導入したことを知って大阪から移住し、「僕らの移住生活」というサイトを立ち上げ、農業などをしながら地元の人たちとの交流も深め、伝統工芸の方とコラボするなどして注目を集め、今年6月にはNHK FMでお二人をモデルにしたオーディオドラマも放送されました。お二人は「結婚の平等にYES!」キャンペーン三重県実行委員も務めていて、このキャンペーンに合わせて三重県立名張青峰高校の美術部の方たちがかわいいオリジナルの婚姻届をデザインしてくださったこともあり、同性婚実現への願いを込めて、この婚姻届に記入し、市長さんに手渡しました。お二人は市役所で婚姻届提出への思いを読み上げ、お二人の真摯な思いに正面から向き合った市長さんは、「ぜひ受理したい」と応じてくださり、「国が個別案件において受理を認めるよう協議していく」ことを約束してくださいました(詳細はこちら
 そして13日には、稲森市長が婚姻届受理について法務局に照会書を提出し、国と協議することがわかりました。
 
 CBCテレビによると、稲森市長は8月19日、津地方法務局伊賀支局を訪れ、憲法などを踏まえ「受理すべき」という考えを示し、不受理の理由を尋ねる照会書を提出しました。
 市長は「同性カップルの幸福を追求する権利を後押ししたい。ぜひ受理を認めてほしい」と語りました。
 

 2024年12月13日、福岡高裁は「結婚の自由をすべての人に」九州訴訟について、同性婚を認めていない民法などの規定が憲法13条(幸福追求権)に反するとの判決を言い渡しています(14条や24条での違憲判決も出ていますが、13条についても出ていたのです)。このような高裁判決も踏まえ、また、今年度中には最高裁で違憲判決が出ると見られていることですし(これだけ高裁で画期的な判決がたくさん出ているわけですから、それらを無視して合憲とすることには無理があります。必ず違憲判決が出ると信じます)、この照会を機に、国が「憲法に謳われている幸福追求権に照らし、同性婚を認めます」と言ってくれてもいいですよね。そんな未来を夢見て、行方を見守りましょう。
 
 
  
参考記事:
同性カップルの婚姻届で“照会書” 「幸福を追求する権利を後押ししたい」 三重・伊賀市長が法務局に提出(CBCテレビ)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2883255

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