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伊賀市のカップルの婚姻届が不受理となりましたが、市長さんはこれからも声を上げ続けると約束してくれました

2026年10月22日

  8月20日、伊賀市長が同性カップルからの婚姻届提出について法務局に照会書を提出とのニュースをお伝えしていましたが、9月15日に津地方法務局長から「同性同士を当事者とする婚姻の届出は受理できない」との回答がありました。戸籍事務は国から委ねられた法廷受託事務であり、伊賀市としても不受理とせざるをえなかったそうですが、伊賀市の稲森市長は婚姻届を提出した嶋田さん&加納さんカップルに対し、お二人の婚姻届の重みを受け止め、誰もが等しく法の保護を受けられる社会の実現に向けて、これからも声を上げ続けると語ってくれたそうです。


 「僕らの移住生活」で知られる嶋田さん&加納さんは、公式Xで、以下のようにコメントしています。
「伊賀市役所で、市長から直接、僕らが提出した婚姻届が不受理となることについて説明を受けました。
 非常に残念な結果でしたが、市長も僕らと同じように、悔しさや残念な気持ちを語ってくださいました。
 8月4日に僕らが婚姻届を提出してから2か月以上にわたり、何とか受理できないかと模索してくださった市長には、感謝の気持ちでいっぱいです。
 その後、窓口で不受理の証明書を発行していただきましたが、同時に提出していた婚姻届も返却されました。
 返却された婚姻届には、僕らが提出した日時が記載されていました。
 そして、別の職員さんから、「同性婚が法制化されたら、再度お使いいただけますよ」という言葉をいただきました。
 この言葉が本当に嬉しかったです。
 今回、僕らの婚姻届は受理されませんでした。
 でも、この婚姻届が無駄になったとは思っていません。
 一日も早く同性婚が法制化され、いつかこの婚姻届をもう一度提出できる日が来ますように。
 そして、今度こそ「受理しました」と言ってもらえる日が来ますように。」

 また、Marriage For All Japanを通じて、お二人と「結婚の平等にYES!」三重実行委員会からのコメントも紹介されています。(以下をご覧ください)



 これだけ全国の高裁で戸籍上同性のカップルに結婚を認めない現行法は違憲であるとの判決が出ているなか、また、地方自治体の首長がこのように声を上げてくださったなか、国が冷たく却下したことは残念としか言いようがありませんが、これから行なわれる「結婚の自由をすべての人に」訴訟の最高裁の弁論でも今回のことが社会の様々なところで婚姻平等を求める声が上がっているということを物語る象徴的な事例の一つに挙げられるかもしれませんし、間違いなく日本での婚姻平等を求める闘いの歴史における一つのメルクマールとなったはずです。

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