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ウェスティンホテルで結婚式を挙げたあいけんさん&brassさんにインタビュー

2013年11月23日(土)、恵比寿のウェスティンホテル東京で同性結婚式&披露宴を行ったあいけんさん&brassさんにお話をお聞きしました。

ウェスティンホテルで結婚式を挙げたあいけんさん&brassさんにインタビュー

 日本での同性結婚式と言えば、ディズニーシーでの東小雪さん&ひろこさんの結婚式がたいへん話題になりました(多くのメディアで紹介されました)が、それに勝るとも劣らない本格的な挙式披露宴が、昨年11月23日に行われました。二丁目で知る人も多いあいけんさん&brassさんのカップルが、恵比寿のウェスティンホテルという高級な式場で、両家のご両親をはじめとする親族を招待し、男女の披露宴と全く変わらない形で挙式披露宴を行ったのです。同日夜には二丁目の「doop tokyo」で二次会のパーティが開催され、多くの方たちが参加して盛り上がりを見せました(礼服を着て引き出物を持った方が二丁目にあんなにたくさんいたのは初めてじゃないかと思います)

 実は、日本の同性結婚式の歴史は意外に古くて厚く、1996年の鳴海貴明さん&デヴィッドさんの結婚式(「Delight」でのパーティ)を端緒として、1998年に『バディ』誌上で結婚式特集が組まれたり(スポーツ新聞にも載りました)、1999年に春日亮二さん&ヤスさんがセンチュリーハイアットで人前結婚式を行った(ゴトウが女装で司会をつとめさせていただいた)ほか、2001年以降は毎年、NLGRでゲイやレズビアンカップルの結婚式が行われてきました(ゴトウも2006年に参加させていただきました)。が、両家のご両親が揃い、男女の披露宴と全く同じようにホテルの式場でゲイカップルの結婚式が行われたのは、今回が初めてではないかと思います。

 というわけで、新婚旅行から帰ってきたばかりのあいけんさん&brassさんにお話をお聞きしました(時差ぼけでちょっとつらそうでした)。お二人とはほとんどお話したことがなく、結婚式にも参加できませんでしたので、今回がほぼ初対面。おかげで、とても新鮮な気持ちで一からお話を聞くことができました。お二人の仲のよさが伝わってきてほほえましかったのと同時に、お二人がいっしょに前を向いておつきあいをしている感じが本当に素敵だなあと思いました。こうして二人揃ってオープンに登場してくれるカップル自体が貴重です。インタビューにOKしてくれたことに感謝!です。 

距離にも負けず




——まずは、ご結婚おめでとうございます! 最初に、お二人のなれそめからお聞きしてよいですか?

あいけん「6年前、共通の友達主催のホームパーティがあって、そこで知り合った。というのが公式な…」

——非公式な話が?(笑)

あいけん「実は、その前に会ってたみたいなんですけど、僕は憶えてなくて…」
brass「彼は有名人なので、話しかけたんですけど、泥酔してて記憶がなかったようで(苦笑)。そのホームパーティの時にやっと認識してくれました」
あいけん「はじめまして、みたいな(笑)」

——初めて認識して、それからは?

あいけん「二人で一緒に食事に行ったりとか」
brass「でも、知り合って1ヵ月後くらいに、僕が長期出張で福岡に行くことになったんです」

——いきなり遠距離恋愛?

brass「急に会社から『出張に行ってきて』って言われて…」

——ちゃんとつきあう前に離ればなれになると、あきらめちゃう人も多いと思うのですが…。

brass「幸いにしてそれはなかった。出張経費で飛行機代が出たので週末は頻繁に東京に帰れましたし、何度か福岡にも来てくれて。約4ヶ月間行ってたけど、3回くらい来てくれた」

——ちょっとした旅みたいな。けっこう大変だったと思いますが、そこまでして頑張ったのは、彼のどういうところがよかったんですか?

あいけん「まあ、もちろん好きだったっていうのもありますし。幸い、福岡に何人か友達もいるので、友達に会いつつ、いっしょに食事したりしていたのでそんなに苦ではなかった」

——brassさんは、あいけんさんのどういうところが?

brass「もともと以前から、かわいいと思ってた。最初は、距離ができて戸惑ったけど、出張が終わったら真剣につきあいを考えようと思ってた」

——どちらからつきあおうと?

brass「知り合って数ヵ月過ぎた頃に1回つきあいませんか?って言われたんですが、距離があったのと、前の人と別れてそんなに時間も経ってなかったので、まあまあ落ち着けと。ちょっと言葉は悪いけど保留、みたいな」

——前の人というのは?

brass「お互いにそんなに別れてから時間が経ってなかったんですけど、ちゃんと気持ちが切れてるのかな?というのが心配で。ですが、福岡の飲み屋さんで他のお客さんと『彼氏いるの?』って話になって、悲しそうに『今いません』と答えていて…そんな返事をさせている状況が申し訳ないなと思って、その場でつきあっていこうと決めました。自分ではお店の中で聞こえるように言ったつもりなんだけど、誰も聞いてなくて(苦笑)」

——ちょっと待たされたけど、めでたくおつきあいすることになった。今はいっしょに住んでるんですか?

あいけん「もともといっしょに住んでたんですが、仕事の都合で今は職場の近くで一人暮らししてます」
brass「去年の7月までいっしょに暮らしていたんです」

——つきあうことになってから、どれくらいで?

あいけん「半年くらいです。9月につきあいはじめて、翌年の2月にはいっしょに暮らしはじめて」
brass「つきあいはじめてすぐ、どちらかの家に毎日のように泊まりに行っていた。結局どちらかの家に毎日泊まっているので家賃がもったいないし、じゃあいっしょに住もうかと。ぼくは恋人といっしょに住むのは初めてじゃなかったけど、彼は初めてで」
あいけん「友達と住んでたことはあったんですが、彼氏と住むのは初めてで。最初は距離がつかめなくて、戸惑いながら」

——初めての同棲っていうのは、どうでした?

あいけん「うん、楽しいです。帰ったらそこにいるとか、ご飯作って待ってたりして、食べてくれる人がいるのが、幸せ」
brass「彼は一人暮らしの頃は、さびしいから全然家にいなくて、呑みに行ってばかりだったとか」

——一般的に、最初の2~3年くらいはラブラブだけど、いっしょに住むとアラが見えてきたり、ケンカしたりってことがあると思います。そういうのは大丈夫でした?

あいけん「幸いあまりなかったですね」

結婚を決めた理由




——去年の11月に結婚式を挙げたわけですが、それはどういう経緯で挙げることになったんですか?

あいけん「3年前、勤務している会社が結婚祝い金を同性パートナーや事実婚の夫婦にも支給するように制度が変わったんです。それで、2年前、タイの旅行中、結婚祝い金の申請書を差し出して『よかったら、結婚してくれませんか?』とプロポーズしたんです。それで、受け入れてくれて、書類にサインしてもらって、会社に申請して。国内の同性パートナーで申請第2号だった。結婚祝い金をもらって、会社的には既婚という形になった。それだったら、親とか友達を呼んで、きちんとした形で結婚式をやろうと」

——会社で結婚祝い金を支給っていうのは2012年のTSSAで受賞したときに聞いてスゴイと思いました。会社の中にダイバーシティ委員会があって、とか。そういうところにも関わってたり?

あいけん「会社にダイバーシティの6つの委員会があって、その中にLGBTがある。そこで活動もしてます。結婚祝い金の同性パートナーへの適用は、人事の方が会社の制度改革だけでできることはないかと検討を重ねた結果、実現してくれた」

——ということは、職場でカミングアウトもしているんですか?

あいけん「職場では上司にしか言ってなくて、同じチームの人には言ってなかったんです。でも、結婚を機に、会社の人も繋がっているFacebookでオープンにしました。特に自分からオープンにするわけではありませんが、もし聞かれた場合は正直に答えたいと思うようになりました」
brass「でも、案外結婚指輪をしているのに誰も聞いてくれなかったり」
あいけん「以前、会社の飲み会で『結婚してこそ一人前だぞ』みたいに言ってた先輩が、Facebookでオープンにしてから駅でバッタリ会った時に『結婚おめでとう!』って言ってくれて、うれしかったです」

——いい話! 親御さんとかにももともとカミングアウトしてたんですか?

あいけん「大学2年のときに母親にカミングアウトしました。そのあと、妹と父に話をしたので、今では家族全員知っています。brassさんの方はしていませんでした」
brass「会社の結婚祝い金の申請をした直後に、親には言いに行こうと思って、実家に二人でいっしょに行って。もぞもぞしながら何とか伝えて」

——そのときが初対面?

brass「以前一緒に実家に帰った時に会ったりしてた。そのときは同居してる友達だと紹介したけど、実は、友達ではなくておつきあいしてると、今回伝えて」
あいけん「帰らなきゃいけない5分前に」
brass「母親がいつも以上にしゃべってて、話を切り出すスキがなく。新幹線の時間も迫ってたので、あと5分というところで切り出しました」
あいけん「その一部始終を実況ツイートとかして。brassさんがまだ言わない、とか」
brass「ひどいよね(笑)」

——(笑)お母さんの反応は?

brass「意外と『なんとなくそんな感じかと思ってた』って。受け容れてくれた。父はちょっと離れたところに座っていたんですが、無言で。いつも寡黙な父なので」

——でもご両親そろって結婚式に参列してくださったんですよね。

brass「なかなかすんなりはいかなかった。最初は結婚式のことは言ってなくて、まずは両家顔合わせをしましょうと。うちの実家は宮城なんですけど、あいけんの家族に宮城に来てもらって顔合わせをしました。それから1ヵ月して、お互いの両親や友人含めてきちんと挙式披露宴をしたいという気持ちが高まり、それぞれの両親に結婚式をしたいと伝えて。母親は両方とも『いいよ』って言ってくれたんですが、父親がそろって難色を示して…」

——お父さんはなぜ?

あいけん「『姓が途絶えてしまうのは…』とか『孫の顔が見れないのは辛い』って。『brassさんとの関係は理解はしてるけど、結婚式は出ない』と言われて。もともとあまり父親との関係がよくなかったのもあって、父親の意見に反論したりすることは諦めていて。でも、結婚式だけは、自分の人生で特別なものだし、やっぱり両親とも参列してほしいし、自分達の想いを見てほしいと思って、父を一生懸命説得したんです。泣きながら」
brass「居酒屋で」

——ドラマチック!

あいけん「そうしたら、父親も『わかった』と言って、参列してくれることになった。そしたら、brassさんの父親も『先方が参列するなら、参列する』と。それで両家揃うことになりました。その後、親戚にも徐々にカミングアウトしていって。結果、自分の親族はほとんど参列してくれることになりました」
brass「うちの方は、まだカミングアウトしてから日も浅かったので、親戚までは参列しなかったんですが」

——いろいろ大変だったんですね…。

涙、涙の結婚式




——結婚式の当日はいかがでした?

あいけん「夢の中にいるみたいで、あっという間でした」
brass「現実感があるんだかないんだか、ふわふわした感じで。あわあわしてるうちに終わってしまった」

——ウェスティンホテルってわりと高級な結婚式場。ウェディングプランナーとかにも頼んだんですよね?

あいけん「もともとウェスティンで働いている友達がいて、『結婚式やろうと思ってるんだ』って言ったら、『よかったらうちで』と言ってくれたんです。それでウェスティンのホームページからウェディングの相談の申し込みをした。けど、最初にウェスティンに打合せに行った時、同性結婚式は引き受けられないと、断られたんです」

——そうなんですか?

あいけん「法律に則った婚姻しか受け付けない、重婚とか同性婚とかはお受けできないと言われたんです」
brass「でも食い下がって、今世界では同性婚はどんどん認められている傾向にあるし、ここでみすみすビジネスチャンスを逃すんですか?と、いろいろ話をしました。結果、『いったん持ち帰って検討させてください』ということになって」

——ディズニーランドと同じパターンですね…。

brass「そうなんです。交渉はしたものの結局断られるかな、と話してたら、意外と早く、1日半くらいで回答が来ました。『私どもは、肌の色、人種、年齢、国籍、妊娠の有無、市民権上の地位、家系、婚姻の有無、兵役上の地位、障害、ハンディキャップ、宗教、出自、性的指向性、又はその他の、法的に保護される地位を理由に、他とは異なる対応は致しません。という理念に沿った形で、お二人のウェディングをお受けさせて頂きます』と。感激して泣きました。そうして披露宴会場の検討は1軒目で決まったんです」

——そうでしたか。いろんなドラマがあったんですね。

あいけん「そこからもいろいろ。挙式披露宴に関する書類も全部、新郎新婦になってたんですが、『当日までには直りますので』とプランナーさんも気を遣ってくれた。それとプロフィールビデオってあるじゃないですか。ブライダルフェアに参加した時に二人で気に入ったのがあって、そのテンプレートを使いたいと言ったんですが、そのテンプレート映像の中にも新郎新婦と書いてあって。そのテンプレートはディズニーが提供しているものだったんですが、テンプレートの文字とか音楽は一切変えられないと言われ…意気消沈したんです。が、後日、映像担当の方が『ディズニーにかけあってみたら、OK出ました』って。新郎新婦の文字のところに二人の名前を入れるように交渉してくれて。すごくうれしかった」
brass「特に交渉をお願いしていたわけでもなかったのに、そうやって自主的に動いてくださって。その気持ちがうれしかった。さすがはプロの方たち。先回りしていろいろ考えてくださって」
あいけん「挙式披露宴に関するやり取りでいやな思いをしたことは一度もなかった」
brass「挙式披露宴当日も、ホテルのロビーで写真を撮ったりしてたんですが、ホテルのお客様が『お二人の結婚式なんですか?おめでとうございます!』って言ってくれたり」

——へええ。よかったですね!

あいけん「自分達の挙式披露宴のコンセプトとして、異性のカップルと変わらない結婚式をしたいね、って考えていました。同性カップルでも同じことが実現できるんだよっていう気持ちでやっていったので、席次表とかも本名での記載をしたんですが、そこでゲイだとバレたくないという友達や、本名がバレたくないという友達もいて。わかってはいたけど、仲のいい友達からもそういうふうに言われたこともあって、悲しい気持ちになることもあった。でも今後同性婚が当たり前になれば、そういうこともなくなっていくのかなって」

——そうでしたか…。

あいけん「式までの準備で本当に様々な積み重ねがあったので、入場のときから泣いてました(笑)。それは参列してくださった方も同じで。式までのプロセスをいろいろmixi日記として書いてて、参列してくれた友達もそれを知っててくれた人も多かったので」
brass「けっこうな割合で泣いてる人もいたように思います。『男女の結婚式に参加しても何も思わなかったのに、自分も結婚しなきゃって思った』っていう人もいたみたいで」

——わかります。ぼくもNLGRの結婚式は毎回号泣してます。本当によかったですね…(涙)

あいけん「司式をしてくださるホテルお抱えの牧師さんも、実は教義の観点から断られたんです。それで、LGBTパレード等で知っていた平良愛香さんに直接お願いして、受けていただけた」
brass「ふつう挙式はチャペルで行うことが多いと思うんですが、ウェスティンホテルのチャペルは70人しか入れない。披露宴はもっと大人数ご参列いただく予定だったので、披露宴会場で、最初の30分を使って人前で挙式をやろうってことになった。それがすごく評判がよかった。敬虔な気持ちになれたとか。指輪の交換とか、宣誓書に署名したりとか。賛美歌も歌ったし」

——参加したかったです。今度ビデオを見せてくださいね(笑)

世界に飛び立って




——式の後、二丁目で二次会のパーティを開催したんですよね?

あいけん「はい。doop tokyoさんで。たくさんお祝いに駆け付けてくれて」
brass「友達が演奏とか余興やなんかも全部やってくれた」

——brassさんはお友達と美勇伝を踊ったんですよね?

ぶらす「感極まったのか、踊っていたときの記憶があまりないです(笑)」
あいけん「一部のアイドルファンには好評だったようですよ(笑)。自分は友人とホルンを演奏したりしました」

——盛り上がったようで何よりでした。12月には新婚旅行に行かれたそうですが、どこに?

brass「世界一周です。フランクフルト、ダブリン、ニューヨーク、ブエノスアイレス、バンクーバー、サンフランシスコの6都市」

——ゴージャス!

brass「世界一周は最初に決めてて。年に1回は海外に旅行に行ってたけど、せっかくの新婚旅行だしランクアップしたいじゃないですか。で、スターアライアンスだったら世界一周でも定額なので、それを使おうということで」

——なるほど。新婚旅行は特別な感慨があると思いますが、いかがでした?

あいけん「世界一周ってなかなかできない。運よくこの年末年始は4日間有給を取得するだけで16連休にできたので、実現しました。ニューヨークのステーキハウスで友達がシャンパンでお祝いしてくれたんですけど、そしたら、お店にいた人が全員、Congratulations!って」
 
——素敵!

あいけん「その後に行ったノンケバーでも、友達が『この人結婚したばかり』って言うと、みんなが『おめでとう!』って言ってくれて。カナダもそんな感じでした」
brass「ニューヨークでは、40代くらいのゲイカップルが赤ちゃんを連れて歩いてて。さすが、と思いました」

——向こうの進んでるところを肌で感じられたわけですね。今回、結婚式を挙げたことで、たぶん、世の中に向けて何かメッセージを、という気持ちもあったと思うんですけど、いかがですか?

あいけん「やっぱり日本でも法的に同性婚が認められたらいいなっていう気持ちと、お互いに支え合っていくけど、家族や友人にもよろしくお願いしますって言いたいという、二つの気持ち。LGBTの権利向上の活動をしているヒューマン・ライツ・ウォッチという国際人権NGO団体があるんですが、式の当日、そちらに寄付するための募金を募ったんです。二次会でも寄付用のチャリティTシャツを作って販売して。つい先日、寄付金を渡してきました。ちょっとでも貢献できたらと思って」
brass「そのTシャツも友人たちがデザインしてくれたり、募金の箱もインテリア関係の友達が作ってくれて。しかも、作った本人が募金を集めてくれて」

——いいお友達に恵まれて、幸せですね~。最後に、今後、何か二人でこういうことをしていきたいっていう、夢や目標など、ありますか?

brass「今度は、自分が友達の同性結婚式に出てみたいと思った。近い将来、出れたらいいな、と。どんどんやってくれたらいいなと思う」
あいけん「挙式披露宴をしたので、友人や親戚には、ずっと二人で生きていきます、添い遂げますという気持ちは伝えられたと思う。お互いに何かあったときに支えてくれるとも思う。でも、法的にはまだ。いつか法的にもちゃんとパートナーとして認めてもらいたいと思いますね」

——どうもありがとうございました。そして、あらためて、末永くお幸せに!


インタビュー、いかがでしたでしょうか?
あいけんさんの職場の先進性に驚かされるとともに、そういう環境ですくすくと、自分たちも幸せになるし、周りの人たちにも幸せや感動を与えてくれている、そういう前向きな感じが素晴らしいと思いました(あいけんさんは今年のGWの東京レインボープライドで「みんなでブラス!」という吹奏楽イベントを企画されているそうです。楽しみですね)。また、brassさんも、2007年、2010年の東京プライドパレードのボランティアスタッフをされていた方だったりします。お二人は昨年のピンクドット沖縄にも出かけ、実行委員会が発行していた「パートナー宣言書」を受け取りました(その様子が沖縄タイムスに写真入りで掲載されました)。本当に素敵なカップルですよね。これからもゲイのロールモデルとしてぜひ、活躍してほしいと思います。

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