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Lady Gaga "Born This Way" @Grammy Award

レディ・ガガがグラミー賞のステージで新曲『Born This Way』を初披露し、「ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダー」という歌う様が全世界に配信されました。ゲイ史に残るパフォーマンスです。

Lady Gaga


ガガの入った卵(繭?)が担がれて…
 世界最大の音楽の祭典・グラミー賞のステージで初披露されたレディ・ガガの新曲『Born This Way』のパフォーマンスです。(ガガがグラミー賞のステージでパフォーマンスを披露するのは初めてです)
 エルトン・ジョンが「新たなゲイアンセムの誕生」と賞賛した『Born This Way』を紹介したのは、昨年ゲイであることをカムアウトしたリッキー・マーティンでした(素晴らしい)
 「私はこういうふうに生まれたの(人類を超越してるの)」と言わんばかりに、神輿に乗った卵型のカプセル(繭?)から孵化するかのように登場したガガ。映画『Vegas In Space』(あるいはマドンナ)を彷彿とさせるハイポニーテール、(『Alejandro』のPVと同様の)ラバー製で肩のところがとがっている宇宙人的なスタイルで、同じくクリーム色のラバー製チュニックのダンサーたちとともに激しく歌い、踊り、観客を熱狂させました。途中、ガガはステージ後方のオルガンを弾き(バッハの一節?)、曲調もクラブ系からディスコ調に変わりました。終盤、ダンサーがチュニックを脱ぎ捨てると、遠目にはまるで裸のように見える演出で、「生まれたままの姿で」というメッセージを伝えていました。曲のラストでは、ステージ上の全員がゆっくりと手を挙げ、感動的でした。
 MTVアワードのときの生肉ドレスに比べるとインパクトは薄いかもしれませんが、「誰もがありのままに自分らしく生きていい」というメッセージと「Born」というコンセプトを体現しつつ、未来的で、かつ(どちらかというと保守的な)グラミー賞のステージにも合った、洗練されたスタイルだったと思います。
 この歌をライブで聴いたら思わず感涙するだろうな…と思わせる、ガガにしては直球の熱い熱いステージでした。

※TV画面を映したやや粗い映像ですが…今のところ最もきれいなものだと思われます。ご了承ください。

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