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Pabllo Vittar "Follow Me feat. Rina Sawayama"

ブラジルでドラァグクイーンのポップスターとして輝かしい成功を収めているパブロ・ヴィターが、リナ・サワヤマとコラボした新曲をリリースしました。ものすごくカッコいいです。ぜひ観てみてください!

Pabllo Vittar

 パブロ・ヴィター、カッコいいです。シビレます。本当に美しい…声もキレイ(性別移行してないドラァグクイーンでこんな女性のような声で歌えるってスゴいですよね)…憧れます。リナ・サワヤマもパブロ・ヴィターに寄せた感じのドレスやメイクになってると思うのですが、妖艶で、ミステリアスで、どこかはかなげな雰囲気を醸し出していて、とても素敵です。いい感じのリミックスがゲイナイトでかかったらすごくアガると思います。


 これを機に、パブロ・ヴィターとはどんな人なのか?を掘り下げつつ、そのMVもたくさん紹介いたします。
 1994年生まれのパブロ・ヴィターは、ブラジルのドラァグクイーンであり、シンガーソングライター(ポップスター)です。インタグラムのフォロワーは800万人に上り(ドラァグクイーンとして世界一)、MVの再生回数は10億回を超えているというからスゴイです。バブロは『ルポールのドラァグレース』を観て17歳でドラァグクイーンになり、ショーをやったりYoutubeに動画を投稿するように。そして2015年にMajor Lazerの「Lean on」のカバー曲である『Open bar』の動画(ドラァグクイーンが多数、登場します)を投稿して話題を呼び、有名に。2017年にデビューアルバム『Vai passar mal』を発表、シングルの「K.O.」「Corpo Sensual feat. Mateus Carrilho」は大ヒットを記録しました。そして同年、Major Lazerの「Sua Cara」という曲に、もう1人のブラジルのスター、アニッタとともに参加。そんな縁で2018年の「Então Vai feat. Diplo」ではMajor LazerのディプロがMVに出演し、パブロとキスまでしています。2枚目のアルバム『Não Para Não』ではよりアーティスト性が高まり、MTV MIAW(ラテンアメリカ)やMTV EMA(欧州)といった音楽賞での受賞も果たし、名実ともにブラジルを代表するアーティストへと成長しました。同年、ブラジルのドラァグクイーン・アニメ『Super Drags』ともコラボしています。2019年にはチャーリーXCXとコラボした英語詞の「Flash Pose」を発表。2020年には3枚目のアルバム『111』を、2021年には4枚目のアルバム『Batidão tropical』をリリース、コンスタントにシングル曲のMVを発表しています。そして今回のリナサワヤマとのコラボです。最初はわかりやすくラテン系だった曲調も、だんだんオシャレなクラブ系に変わってきた感じです。
 パブロは性別適合手術は受けておらず、あくまでドラァグクイーンなのですが、アメリカのクイーンが胸や腰にパッドを入れて女性的なボディラインをデフォルメしたりするのとは対照的に、男性のままのボディで(「Flash Pose」のMVでは乳首とか見えちゃってます)あたかもセクシーな女性であるかのように振る舞い、男性との濃厚なカラミを見せます(大半のMVで男性とキスしてます)。トランスジェンダーではなく、ドラァグクイーンの派手派手しさも女性的なセクシーさも自由に楽しむカラッと明るいクィアネス。曲も大衆受けするポップさで、MVもわかりやすいです。LGBTQの権利についても積極的に発言しているそうで、2000年の「GLOBAL PRIDE」にもブラジル代表として出演していました。
 今後も要注目!なアーティストですし、ドラァグクイーンとしての憧れの存在というか、その人となりを知れば知るほど、こうなりたい!と思うような本当に素敵な方です。

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