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NLGR+2012の結婚式をプロデュースしたVALENTY WEDDINGにインタビュー

NLGR+2012の結婚式をプロデュースしたウェディング会社「VALENTY WEDDING」の社長さんにインタビューをお願いしました。

NLGR+2012の結婚式をプロデュースしたVALENTY WEDDINGにインタビュー

(左が社長の豊田涼子さん、右が専務の方)

毎年NLGRのフィナーレとして感動を呼んできた同性結婚式。これまでに十組以上のゲイやレズビアンのカップルが式を挙げてきましたが、今年のNLGR+の結婚式は、かつてないほど豪華にショーアップされた(普通にやると百万円以上かかるような)式になっていただけでなく、宗教色のないスタイルで行われたのも印象的でした。そんな素敵な結婚式をプロデュースしてくれたウェディング会社「VALENTY WEDDING」の社長さんにお話を聞くことができました。(インタビュアー:後藤純一)

——「VALENTY WEDDING」の社長・豊田涼子さんは、名古屋のよし川(「マネーの虎」にも出演している「歩く100億円」の異名をもつ吉川社長で有名)のグループ企業・豊田企画の社長さんでもあるそうですが、そんなスゴい方が、なぜ今回、セクシュアルマイノリティのために立派な式を挙げてくださったのですか?

豊田さん:私たちは結婚式のご相談を受けるという仕事を10年以上やっているのですが、実は3年ほど前に、ほぼ同じ時期に3組もの同性カップルから結婚式ができないかというご相談をいただいたんです。

——3組もの方が同時に…そんな偶然ってあるんですね。

豊田さん:それで、会場のほうに「できませんか?」と聞いて回ったんですが、先日もディズニーランドで一度ありましたけど、「ちょっと待ってください」とか「うちはダメです」というお返事ばかりで、腹が立ってきて。結局、お二人が選べなかったんですよ、選べるはずの結婚が。

——なるほど…。

豊田さん:だったら、私たちがやってやろうじゃないの、と思いました。それで、チームを作って、いろいろ話し合ってみたんですが、なかなか壁が高いと思っちゃった。知らないことがすごく多くて。ゲイの方もレズビアンの方、それぞれ思いがありますよね。セクシュアルマイノリティのことを勉強するのに、けっこう時間がかかりました。

——そこから3年も…そんなに一生懸命取り組んでくださったんですね。

豊田さん:まだまだ勉強不足で…。でも「g-lad xx」もよく読んでいて、記事を印刷してファイリングしたりしてますよ。

——本当ですか? ありがとうございます! 僕も6年前に式を挙げたのでわかるのですが…

豊田さん:そうなんですね? 6周年おめでとうございます!

——ありがとうございます(笑)。今年は、今までとはぜんぜん違う、本当に華やかで、ショーアップされていて、美しい式でした。結婚式自体の感動は変わらないのですが、より参加した方がうれしく感じるような演出とか心配りが素晴らしかったです。

豊田さん:ありがとうございます。私たちは今回、セクシュアルマイノリティのためのウェディング会社を立ち上げたのですが、やはり、社会全体が、ブライダル業界が変わらないと、もっとセクシュアルマイノリティに理解を示してくれないといけないと思っていて。実はイベント前に動いて、ブライダルの業界の新聞とかあるんですけど、業界もこれを機に体制を整えましょうということを訴えまして、今、そういう動きになってきてます。私自身は、先日のオバマ大統領のこともあるし、ディズニーランドのこともあるので、理解は早いと思ってます。

——素晴らしい! 

豊田さん:私たち業界、相談を受ける側も、もっと広く広くしていきますので、いっしょに頑張りましょう。私たちも1組1組、お手伝いしていけたらと思っています。

——本当にいい話。これからもたくさんのセクシュアルマイノリティの人たちの結婚式を応援してくださいね。どうもありがとうございました!


VALENTY WEDDINGのホームページ
http://www.valenty.jp/index.html